川本真琴が3人組ユニットを結成、5年ぶりにCD発売へ。

2006/06/05 06:41 Written by コ○助

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1990年代後半、真似するのが困難なほどの早口で歌うスタイルで颯爽と現れたシンガーソングライターの川本真琴。岡村靖幸のプロデュースによって制作されたデビュー曲「愛の才能」(1996年)は、新人アーティストの楽曲とは思えぬほどの完成度の高さから人気を集め、いきなりオリコン上位にランクインされるヒットを記録、世間に強烈なインパクトを与える上々のデビューを飾ることに。また、細身の身体にギターを下げ、パワフルな演奏を披露する鮮烈なビジュアルも人気を形作る一要因となっていたなりよね。

「愛の才能」に続いて発売したセカンドシングル「DNA」も堅調にヒットを飛ばし、サードシングル「1/2」は主題歌に起用されたアニメ「るろうに剣心」の人気に後押しされて70万枚の大ブレイク。その余勢を買って発売されたファーストアルバム「川本真琴」は120万枚も売れるなど、アッという間にスターダムを駆け上がっていったなりね。その後も何枚かのCDを発売したなりが、2001年のシングル「ブロッサム」を最後にライブを中心とした活動に専念することになり、2002年には所属事務所を離脱。以来、現在に至るまでの5年間はCDの発売もなく、表立った音楽活動をして来なかったなりよ。

1996年から2001年までの実働5年の中で残してきた作品数が少ない(シングル9枚、アルバム2枚)にも関わらず、強烈な個性を持ったアーティストだったことから、活動休止から5年が経った今もなお川本真琴の復活を待望するファンは多々。昨年、山田優が出演していたカネボウの「ALLIE」のCM曲「涙の太陽」(♪キラキラ太陽が〜の楽曲)を覆面で川本真琴が歌っていることが判明したときには復活を予感させたものの、それからもまたしばらく活動に関する音沙汰もなく。気が付けば1年近くが経過してしまっていたなり。

そして迎えた2006年6月。ついに川本真琴が再始動することが正式に決定したようなりよ。なんでも歌手の朝日美穂やもりばやしみほと共に期間限定の3人組コーラスユニット「ミホミホマコト」を結成。DVD付きのミニアルバム「ミホミホマコト」を7月5日に発売することになったなりね。ソロ名義ではないのは少し残念ではあるなりが、また川本真琴の歌声が聞けるのは喜ばしいこと。5年前とは曲のイメージも、歌い方も変わっているかもしれないなりが、どんな楽曲が飛び出すのか楽しみなりよね。

このユニットが期間限定なのは、その先にソロ名義での復活を視野に入れているからのようなので、「ミホミホマコト」を足がかりとした今後の精力的な活動に期待したいものなり。

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