独身のモナコ皇太子、14歳少女を2人目の隠し子と認める。

2006/06/02 11:29 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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モナコ公国はフランスとイタリア国境の地中海沿岸に位置する、世界で2番目に小さい国です。先の公子レーニェ3世が女優、故グレース・ケリーと結婚したことはあまりにも有名ですが、その彼も昨年4月に死去。今はその息子、アルベール2世が即位しています。

このアルベール公、今でも独身なんですが昔から結構プレイボーイとして有名だったとか。以前トーゴ国籍のフライト・アテンダントの女性が、彼との間に出来たとされる息子を認知してもらおうと訴訟。その後王室もDNAテストの結果から、正式に実子だと認めて話題になりました。

しかしアルベール公、この男の子の他にも、もしかしたら彼の庶出子なのではないか? と噂になっている子供がいたのです。現在14歳になる、ジャスミン・グレース・グリマルディというアメリカ在住の少女です。母親であるタマラさんが1991年にモナコに旅行中、当時皇太子だったアルベールと知り合って関係を持ったそうで、その後少女を出産したとのこと。

昨年公子が即位した直後に英国のゴシップ誌が彼女の存在をすっぱ抜いて、それ以来ジャスミンさんの周囲にはパパラッチが出没するように……。プライバシーの侵害などを心配したアルベール公子は、ジャスミンさんが成人するまでは……と公表を避けていた事実を、先日とうとう明らかにします。はやり彼女も彼の実の子供だったです。ちなみに隠し子だった2人にはモナコの現法律では王位継承権はないそうで、もしアルベール公子が退位または死去すると、彼の妹のキャロライン王女が即位し、その後には継承権第3位のアンドレ公子(現在22歳、超美形と有名)が待っているそうです。

そういえばジャスミンさん。彼女の名にある「グリマルディ」はモナコ王家の名前ですよね。これってもう以前から名乗っていたのでしょうか。ってことはアルベール公はもうずっと前から彼女が娘であると知っていて、個人的には認めていたのかもしれません。そしてミドル・ネームの「グレース」ってのは、やっぱりおばあちゃんにちなんだ名前なんでしょうかねー?

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