子供向け全米地理コンテスト、その問題に挑む。

2006/05/26 09:02 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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問題:
・「アフリカ大陸にある国で、唯一スペイン語が公用語として使われている国は?」
・「ロトウア地方の間欠泉(熱湯や蒸気を周期的に激しく噴き上げる温泉)の噴出は観光名地として有名であるが、これはどこの国のことか?」
・「北インドに位置する都市で、エベレスト山を望むことが出来る場所は?なお、その都市とそれが属する州は同名である」
・「1643年にインド洋で発見され、その見つかった日にちなんだ名前を持つオーストリア領の島とは?」

これを全て答えられる人はそういないかと思います。実際地理・歴史が不得意のウォール真木は全滅。逆にこういう実生活には何の役にも立たない「暗記モノ」が大得意なダンナでも、正解したのは4問中3問でした。

この問題、すべて月刊誌「ナショナル・ジオグラフィック」を発行する、全米地理学協会が毎年開催している小中学生を対象にした「地理コンテスト」で出題されたモノなのです。同誌は日本語版ももちろん出ていますし、表紙の黄色いフレームがお馴染みですよね。

同コンテストで優勝したのはイリノイ州のボニー・ジェイン君、12歳。全米から予選を勝ち抜いた10人のファイナリストと共に決勝に挑み、「ウェールズ地方にある、アイルランド海からブリストル海峡に伸びる山脈の名前をのべよ」という問題で、見事優勝を勝ち取ったのです。ちなみに答えは「カンブリア山脈」だそう。

ジェイン君、実は去年もこの大会に州代表として参加。その時は残念ながら4位(それでもスゴイ結果なんですが)に甘んじた悔しさから、今年は猛勉強して大会に挑んだそうです。優勝した彼には奨学金25,000ドル(日本円にして約280万円)が贈られました。

ちなみに冒頭の問題の答えですが。出題順から

・赤道ギニア共和国
・ニュージーランド
・ダージリン
・クリスマス島

です。ダンナは3問目が答えられませんでした。悔しかったらしく、あとでコッソリ Google で調べてましたよ(笑)。

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