ソニー、フラッシュメモリによるHDDレスPC「VAIO type U」を発表。

2006/05/16 21:35 Written by コ○助

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画期的なデザインに、十分な機能を兼ね備えた超小型のWindows XPパソコン(でもマイクロソフトやインテルが提唱する「Ultra Mobile PC」=「Origami」ではない)として、ネットで話題を呼んでいた「スライド式キーボードを搭載の新型VAIO」。この新型「VAIO」については15日にお伝えしたなりが、その中でご紹介したものとは若干のスペックの違いはあるものの、大まかなデザイン、コンセプトは同じ「VAIO type U」が正式発表されたなりよ。

この「VAIO type U」、噂の段階とは少々異なるのは、2モデルが用意されること。ひとつは噂とほぼ同じようなスペックの製品なりが、もうひとつは大胆にもHDDを省き、16GBの大容量フラッシュメモリを搭載した製品なりね。それではまず、15日のおさらいのような内容になってしまうなりが、簡単にそのスペックや特徴をまとめておくなり。

[ソニー「VAIO type U」の製品概要]
・Intel製CPU搭載のWindows XP対応PCとしては世界最小・最軽量。
・CPUはIntel Core Solo U1300(1.06GHz)を搭載。
・メモリは512Mバイト(増設は不可)を搭載。
・HDDは30GB(HDDレスモデルは16GBのフラッシュメモリ)を搭載。
・液晶は4.5インチ、抵抗膜方式タッチパネルを搭載。
・解像度は1024×600ドット。
・31万画素Webカメラと131万画素Webカメラのデュアルカメラ搭載。
・IEEE802.11a/g/bに準拠。
・Bluetooth 2.0に対応。
・付属アダプタ経由で100BASE-TX/10BASE-Tに接続可能。
・USB 2.0ポート×1を搭載。
・指紋認証機能を搭載。
・OSはWindows XP Home Edition(SP2)。
・外部メモリはメモリースティックデュオ、コンパクトフラッシュ。
・バッテリ駆動時間は最大約3.5時間(HDDレスモデルはもっと伸びる見込み)。
・重量は約520グラム(HDDレスモデルはもっと軽量になる見込み)。
・実売価格は17万円前後。
・発売は5月27日を予定(HDDレスモデルは6月下旬を予定)。

15日にお伝えしたスペックと異なるのは、CPUがIntel Core Solo U1300(1.06GHz)、OSがWindows XP Home Edition(SP2)、コンパクトフラッシュスロットが搭載されているというあたり。基本的には、ファーストインパクトの好印象を損なうような製品ではなかった……どころか、HDDレスモデルという素晴らしい要素を新たに披露してくれたなりよ。HDDレスモデルの価格が発表されていないのが不安なところではあるなりが、アプリケーションの起動が速く、耐衝撃性に優れ、バッテリを食わないという利点だらけのフラッシュメモリだけに、HDDレスモデルが楽しみで仕方がないなり。

ソニーの製品情報ページはかなり凝った作りで、「VAIO type U」の魅力がビンビンに伝わってくるなりよ。「VAIO type U」の魅力を知るためにも、物欲がうずく人はぜひ製品情報ページもチェックしてみてくださいなり。

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