山田孝之と沢尻エリカがタッグ、「タイヨウのうた」をドラマ化。

2006/05/15 11:49 Written by コ○助

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「世界の中心で、愛をさけぶ」「いま、会いにゆきます」「海猿」「電車男」……。興行的に成功を収めた映画を連続ドラマ化する流れはもはや珍しいものではなくなってきたなりが、7月にスタートする「夏ドラマ」では、新たに「タイヨウのうた」が映画→連続ドラマの道を歩むことになったなりよ。ただ、これまでの作品と少し異なるのは、劇場公開されるのが6月17日から、連続ドラマが始まるのが7月からと、映画版のヒット如何に関わらず、公開前にすでに連続ドラマ化されることが決まり、ほぼ同時期に両作品が世間の目に触れること。双方に対する、製作サイドの自信の現れとも言えそうなり。

「タイヨウのうた」は難病の少女をテーマにした感動必至の恋愛物語。紫外線によって損傷した遺伝子を修復する能力が弱いため、太陽に当たることができない「色素性乾皮症」を患いながら、歌手を目指してストリートで歌い続ける少女・雨音薫と、そんな彼女に出会い、恋に落ちていく青年・藤代孝治の2人の関係を描いた作品で、映画版では雨音薫役を歌手のYUIが、藤代孝治役を塚本高史が演じているなりね。映画版はすでに試写会などが行われているなりが、実際に観た人からは「死の辛さよりも、生きる喜びが表現された前向きな作品」と高い評価を得ているようなり。

連続ドラマ版では雨音薫役に沢尻エリカ、藤代孝治役に山田孝之をキャスティング。沢尻エリカといえば、脊髄小脳変性症という難病に立ち向かった少女を描いたフジテレビ系ドラマ「1リットルの涙」の好演が記憶に新しいところなりが、再び「タイヨウのうた」では難病の少女役に挑むなりよ。また、山田孝之も連続ドラマ版の「世界の中心で、愛をさけぶ」で白血病の少女を支える恋人役を熱演、視聴者の涙を誘ったなりが、「タイヨウのうた」でも難病の少女を支える側の役を演じることになったなりね。このキャスティングを「実績ある2人だから安心して観られる」と考えるか、「また同じような2人だから飽きそう」と考えるか。そのあたりは賛否が分かれそうなところなりか。

2人をキャスティングしたTBSの津留正明プロデューサーは、「主演の山田さんは圧倒的に芝居が上手。映画では歌手のYUIさんなので、ヒロインは女優さんでと考えると沢尻さんがナンバーワンだった」(サンケイスポーツより)と起用の理由を説明。山田孝之、沢尻エリカともに演技力には定評のある2人なので、間違いなく良い作品になりそうな雰囲気は漂っているなりよね。視聴率に繋がるかどうかはともかく、内容は「鉄板」と考えて良さそうなりよ。

コ○助はドラマ版の「世界の中心で、愛をさけぶ」や「1リットルの涙」では、不覚にも毎週のように涙を流していたクチ。「タイヨウのうた」も間違いなく涙を流し続けることになりそうなりね(笑)。ドラマ版も、映画版も楽しみなり。

☆現在までに判明している2006年「夏ドラマ!」
火曜22時 「結婚できない男」(主演:阿部寛)フジテレビ系
水曜22時 「CAとお呼びっ!」(主演:観月ありさ)日本テレビ系
木曜22時 「不信のとき〜ウーマン・ウォーズ」(主演:米倉涼子)フジテレビ系
金曜21時 「レガッタ」(主演:速水もこみち)テレビ朝日系
金曜22時 「タイヨウのうた」(主演:山田孝之)TBS系
土曜21時 「マイボス・マイ・ヒーロー」(主演:長瀬智也)日本テレビ系

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