横浜市公売オークションに松井秀喜外野手のサインボール登場。

2006/05/02 22:50 Written by コジマ

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横浜市が市税の滞納処分として差し押さえた財産(動産)を売却する「横浜市公売オークション」が、インターネット介して2日から始まり、米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手のサインボールやフィギュアなどが出品され、話題になっているそうなのだ。サインボールは開始額が1万900円だったけれど、2日午後10時40分現在で入札数11、価格は1万7500円とまずまずの伸び。思わぬお宝“流出”に、横浜市はオークションの盛り上がりを期待しているのだとか。

「横浜市公売オークション」は、大手オークションサイトのビッダーズのシステムを利用して昨年1月から不定期に開催されており、今回で7回目。入札期間は2日の午前11時から16日の午前11時までで、33点が出品されている(うち1点はなぜか公売中止となった)。目玉は不動産業の「松井グッズ」コレクターから差し押さえた松井外野手のサインボール。2004年に東京ドームで行われた大リーグの開幕戦で松井外野手がスタンドに投げ込んだものだとか。ただし、これはあくまでも元所有者の説明であって、証明書は付いておらず鑑定もしていないそうなのだ。それでも約半日で1万7500円(入札件数11件)というから、まずまずの人気となっている。

この不動産業者からはほかにも、サインボールと同じ試合でチケット特典だった腕時計や松井外野手の写真付き切手、シチズン製MLB公認松井外野手腕時計、サントリーの発泡酒の特典だったフィギュア、松井外野手サイン入りナイキ製タイガー・ウッズモデルのゴルフバッグと、松井グッズが6点も“出品”されている。特に人気なのはチケット特典の腕時計で、現在、入札件数22件で1万5500円。開始額が2500円だったので、約12時間ですごい伸びをみせているのだ。

また、他の目玉商品としては、BOSEのスピーカー(現在1万4500円)、ルイ・ヴィトンのボストンバッグ(同5万1100円)、プレイステーション2(同6750円)、電動スクーター(同5000円)、防水液晶テレビ(同8027円)、ウエッジウッドの食器セット(同4900円)、ダンヒルのライター(同1万円)などなど。こちらも真贋の鑑定はしておらず、プレイステーション2は電源コードがない、電動スクーターはタイヤに空気が入ってない(パンク?)などの確定している不具合もあるのでご注意を。“出品物”の現物を見たいという人は、12日午後2時30分〜午後4時30分に横浜市中区役所6D会議室(横浜市中区日本大通15番地 横浜朝日会館)で「下見会」を行うそうなので、気になる人はどうぞ。

なんだか、税金未納のカタに差し押さえられたものを買うのは気持ちの良いものではないけど、そういうことを気にしない人やどうしても欲しいという人はぜひ。オークション参加には、ビッダーズへの会員登録(無料)と横浜市への入札参加申し込み(入札後30分以内にgy-nyusatu@city.yokohama.jpへニックネーム、住所、氏名、生年月日、常時連絡がとれる電話番号、メールアドレスを記入したメールを送信)が必要で、落札者はオークション終了3日後の19日午前11時までに横浜市が指定する方法で一括納付しなければならないのだそう。「松井グッズ」の値がどこまで上がるのか、ぼくもチェックしようと思っているのだ。それにしても、BOSEのスピーカーが気になるなあ……。

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