米国人労働者の13%が週1回以上遅刻、その言い訳ワースト10。

2006/04/29 18:30 Written by コジマ

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ぼくが勤めていた会社は遅刻に対して比較的寛容だったのだけれど、「寝坊しました」が通用するのは月に1回くらい。あとはどうしても理由を“ねつ造”しなければならないのだ。それは米国でも同じことで、転職サイトのCareerBuilder.comが調査したところ、米国の労働者の13%が週1回以上、25%が月1回以上遅刻しており、5人に1人が上司に嘘の言い訳をしていることが明らかになったのだ。また、その言い訳のワースト10も発表している。

この調査はCareerBuilder.comが2500人以上の労働者を対象に行ったもの。調査によると、遅刻の言い訳で最も多かったのが「交通機関の遅れ」(25%)で、以下「忘れ物を取りに戻った」「気分が悪かった」「(家や車の)カギが見つからなかった」が続いている。うーん、日本も米国も変わらないんだなあ。先日、ぼくがコ○助やウォール真木と待ち合わせた際の遅刻の理由が、「自転車のカギが見つからなかった」。いや、これは嘘ではなく本当なんだけど……。

そんななか、とんでもない理由を上司に報告する人もいて、そのワースト10を挙げている。

1. 「クビになる夢を見たので、ベッドから出られませんでした」
2. 「飼い猫を歯医者に連れて行かなければなりませんでした」
3. 「会社まで来てパジャマを着ていることに気づいたので、着替えに帰りました」
4. 「あなたがオフィスにいなかったので、探しにいってました」
5. 「ちゃんとしたネクタイが見つからなかったので、店が開くまで待っていました」
6. 「息子がフェレットをトイレに流そうとしていたので、手当をしていました」
7. 「ヤギを車でひいてしまいました」
8. 「ベーグルを買いに寄った店が強盗に遭ったので、事情聴取のために引き留められていました」
9. 「運転中にハチに刺されたので、車を止めなければなりませんでした」
10. 「おしっこを漏らしてしまったので、着替えに帰りました」

いやあ、ホントすごい発想力。特に6番は素晴らしいのだ(笑)。でも、7番は乗ってきた車を見られたらバレちゃうし、8番はインターネットのニュースを調べられたらすぐに分かりそうだけど……。本当だろうと嘘だろうと、35%の上司が遅刻の言い訳を信じていないという結果も出ているのだ。

また、調査対象となった上司のうち、30%は「業績が良く、期限内に仕事を終わらせることができるなら、部下の遅刻は気にならない」と答えてるのだけれど、10%は「月に1度遅刻するなら、解雇を考慮する」とし、20%が「1年に3回遅刻したら、解雇通知をするのが適切かもしれない」としている。上司のタイプによって対処がかなり違うのだ。これは日本でも同じことが言えるので、遅刻癖のある人は上司の性格を見極める必要があるのだ。特に、この調査で遅刻が最も多いとされた月曜日はご注意を。

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