「レボリューション(仮称)」の正式名称は「Wii(ウィー)」に。

2006/04/28 09:52 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


マイクロソフトの「Xbox360」から始まった次世代ゲーム機競争のトリを飾る予定の任天堂の次世代ゲーム機「レボリューション(仮称)」。グラフィックや高機能をウリにする「Xbox360」や「プレイステーション3」とは違うベクトル、ゲームとしての本来の楽しさを追求する任天堂の姿勢に早くも称賛の声が上がっているなりが、革新的なコントローラーや、過去に発売した任天堂のほとんどのゲームやPCエンジンの一部ゲームが動作するエミュレーションに大きな期待が寄せられているなりよね。まだ発売までは1年弱の時間があるなりが、新旧のゲームユーザーを取り込んで大ヒットするのではないかと、細かい仕様などが明らかになっていない今から評判は上々なりよ。

任天堂が「レボリューション」の魅力的な機能を小出しに発表し、そのたびに大きく報道されていることもあって、その名前はすっかり認知されるようになってきたなりが、これまではあくまでも開発コードをそのまま使った仮の名前。製品として発売されるときには違う名前で登場することは既定路線だったなりが、ついに正式名称が任天堂から発表されたなりよ。その名も「Wii(ウィー)」。「ファミリーコンピュータ」「ゲームボーイ」「ゲームキューブ」など、任天堂のハードは誰でも分かりやすい、ややベタな名前のものが多かったなりが、次世代機ではこれまでとは少し毛色の違う名前が付けられたなりね。
発表と同時に公開された「Wii」の公式ページには、この名前の意味が次のように説明されているなり。
私たちは、「レボリューション」という開発コード名で、これからのテレビゲームにおいて私たちが目指す方向性を表現してきました。その答えとなるのがこの名前です。

英語の「We」をイメージした「Wii(ウィー)」は、家庭の誰もが楽しめるというコンセプトを表しており、また、Wiiの「ii」は、ユニークなコントローラ、そして人々が遊ぶために集まるさまを表しています

「Wii」と聞いて一瞬何を表しているのかと感じた人も少なくないと思うなりが、常にファミリー層を意識してきた、いかにも任天堂らしい思想が込められているなりね。その部分はブレることなく、これまでの路線とは異なる名前を付けてきたことに任天堂の並々ならぬ意欲を感じ取ることもできるなり。

ロサンゼルスで5月9日から開催される世界最大のゲームショー「Electric Entertainment Expo(E3)」の直前に正式名称が発表されたことで、「Wii」のさらなる情報公開への期待が高まるなりね。楽しみなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.