春の改編期も終わり、4月から各局で一斉にスタートした「春ドラマ」。皆さんはしっかりチェックしているなりか？　コ○助は睡眠時間を削りながら、今のところ「トップキャスター」「ブスの瞳に恋してる」「アテンションプリーズ」（フジテレビ系）、「弁護士のくず」「クロサギ」（TBS系）、「ギャルサー」（日本テレビ系）の6本は必死に食らいついて見ているなりが、「プリマダム」（日本テレビ系）と「おいしいプロポーズ」（TBS系）は残念ながらまだ未見なりよ。前クールは睡眠を優先してしまったためにややドラマ視聴を疎かにしてしまったなりが、今クールはカフェイン剤を大量に飲みながら何とかチェックしているなりね。これが3か月続くと思うと結構ブルーなりが（笑）。

11日に放送された「ブスの瞳に恋してる」を皮切りに始まった「春ドラマ」なりが、23日に「おいしいプロポーズ」が放送され、各ドラマの初回放送が完了。その視聴率が明らかになったなりよ。今クール全体の傾向と、どのドラマが人気作なのかが一目瞭然なので、どのような数字になっているのか見ておくことにするなりね。

［2006年 春ドラマ 初回視聴率ランキング］
23.1％　月曜21時「トップキャスター」（フジテレビ系）
19.9％　火曜22時「ブスの瞳に恋してる」（フジテレビ系）
18.8％　金曜22時「クロサギ」（TBS系）
17.7％　火曜21時「アテンションプリーズ」（フジテレビ系）
15.3％　金曜21時「富豪刑事デラックス」（テレビ朝日系）
15.4％　土曜21時「ギャルサー」（日本テレビ系）
14.6％　木曜21時「7人の女弁護士」（テレビ朝日系）
14.1％　木曜22時「弁護士のくず」（TBS系）
14.1％　木曜22時「医龍」（フジテレビ系）
14.1％　日曜21時「おいしいプロポーズ」（TBS系）
12.7％　水曜22時「プリマダム」（日本テレビ系）
（参考）「渡る世間は鬼ばかり」20.5％、「てるてるあした」9.5％

ということで、初回放送の視聴率トップは月9枠の「トップキャスター」。前クールに高視聴率を記録した「西遊記」の視聴者をそのまま受け継いだのか、ひとつ頭抜けた数字を叩き出しているなりね。ただ、24日の第2回放送では19.6％まで数字を下げており、ほかのドラマの頑張り如何によっては十分にトップが入れ替わる可能性はありそうなりよ。

今クールは極端な低視聴率のドラマがないのが特徴。それほど全体的に底上げされている感じでもないなりが、及第点レベル（15％前後）で健闘しているドラマが多いなりよ。最近の連続ドラマの視聴率は、初回放送の視聴率が良くても第2回以降急落するケースが目立つので、どのドラマも安穏とはしていられないなりが、それぞれ滑り出しは悪くはないなりね。

ちなみに、24日時点で第2回の放送が終わっているドラマの、現在までに判明している第2回視聴率は次のとおり。

「トップキャスター」　19.6％（3.5％↓）
「ブスの瞳に恋してる」　17.4％（2.5％↓）
「プリマダム」　13.4％（0.7％↑）
「7人の女弁護士」　12.7％（1.9％↓）
「弁護士のくず」　11.9％（2.2％↓）
「医龍」　14.1％（変動なし）
「クロサギ」　16.9％（1.9％↓）
「ギャルサー」　13.5％（1.9％↓）

初回から視聴率が上がったのは「プリマダム」のみで、あとは軒並み下落しているなりね。最も低い視聴率となってしまった「弁護士のくず」は、この流れだと最終的にはひと桁台に落ちてしまいそうな予感も。豊川悦司、伊藤英明、高島礼子ら豪華なキャストを揃えているなりが、これまでのイメージと異なる、軽薄な豊川悦司の姿に失望する声も上がっているのが気になるところなり。

皆さんが見ている「春ドラマ」は、期待通りの視聴率だったなりか？