リビング・ルームに突如大穴、 男性落下で死亡。

2006/04/25 10:08 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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人がもっともくつろげる場所といえば、自分の家。しかし事故によるケガが最も起こる確率のある場所というのは、じつは家の中なんだそうです。とある統計によると、アメリカ国内で事故が原因で怪我する人の77%が自宅内でこういった何らかのケガをしているそうです。

そういえばウォール真木も今朝、自転車を倉庫から取り出そうとして、ドア・ロックで背中思いっきり引っかいて流血(涙)。まぁ、ウォール真木の場合、どこにいても怪我したりドジ踏んだりするからあんまり統計結果には貢献していませんが……。なにはともあれ、家の中とはいえ安心していられないですねぇ。

しかし今回アメリカはカルフォルニア州で起こった事故は、普通では「ありえない」ようなお話です。レークアルタという町の近郊に住む、とある27歳の男性。彼が先週の金曜日に自宅にいたところ、リビングルーム方面から何やら家の基盤が緩むようなギシギシとした音が聞こえ、何事かと調べに部屋に入りました。すると突然床にドカッと大きな穴が開き、彼は崩れた家の土台もろとも落下してしまったのです。

この穴、直径10メートル、深さも7メートルほどの大きさだったとか。男性の家の地下には以前使われていた採掘坑があったとみられ、雨のせいで地盤が緩んだ拍子に、それが崩れ落ちてしまったのが原因で出来たらしいのです。

地質学者らがこの家とその周辺の安全性を引き続き調べるそうですが、いやはやホラー映画にでも出てきそうな、とんでもない事故ですよねぇ。しかも瓦礫の下敷きになってしまった男性は、救出作業の遅れもあり残念ながら命を落としてしまったそう。残された彼の奥さんは今身重の体。突然の災難に心を痛めていることでしょう……。ご冥福をお祈りいたします(涙)。


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