アメリカはミシガン州、マスケゴンという町で今月初めに起きた事件。

この日、町の警察に緊急の連絡が入ったのが全てのことの始まりでした。通報ではとある民家で誘拐事件があったらしいということ。あわや市民の身の危険が！？ 緊張の走る中、警察官数名が急いで現場に駆けつけ、家の中に飛び込んでいきました。

そして家の玄関から入ったポリスマンの1人が室内に銃を持った男の影を発見。身の危険を感じた彼は、自分も所持していたピストルで発砲します。同時にその人影も銃を撃ち返してきたため、気の毒にその警察官はケガをしてしまいました。でもケガで済んだのなら、まだ良しとしましょう……。命に別状がなかっただけラッキーです。

ところが。その後事態は「とほほ」な展開を見せます。

なんとその「怪しい人影」は、民家の裏口から同時に家に乗り込んだ、もう1人の警察官だったのです。彼も室内でいきなり男から発砲されて、自己防衛のためにピストルを撃ち返したのでした……。

こちらのポリスマンも幸いなことにケガで済み一命は取りとめたそうですが、その後2人は「行動に不注意があった」として、上司からたっぷりお小言を頂いたそうです。しかしこういうのって、古いコメディ映画のストーリーにあったような気がしますけど、まさか実際に起こるとは……（汗）。

それにしても当の警察官たちが将来お互いを恨むことなく、この事件を笑い話で済ませてくれることを祈ります。