リアル版「ウォレスとグルミット」? 巨大ウサギが大暴れ。

2006/04/08 11:26 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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(このコラムには映画のネババレが含まれる場合があります。ご注意下さい)

先日 Narinari.com の特集で東京・日本橋三越でのイベントの模様をお伝えした「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」。みなさんの中でこの映画をご覧になったかたはいらっしゃるでしょうか?

このシリーズ初の長編映画となった今作品では、おなじみ「珍」発明家のウォレスとその飼い犬グルミットが「アンチ・ペスト」なる害獣駆除ビジネスで人々の畑を守っていました。年に1度の「巨大野菜コンテスト」に出品するために、町中のいたるところで住民が大切に野菜を育てているのが和む世界です(笑)。しかしそのコンテストの数日前から巨大な怪物ウサギが現れて、みんなが大切に育ててきた野菜を食い荒らすようになったから大変。そのウサギの正体は? そして果たしてウォレスとグルミットは野菜を食い荒らすその敵を退治することが出来るのか? 相変わらずテンポが良くてギャグ満載のストーリーが楽しめる作品に仕上がっております。

さて「ウォレスとグルミット」の本国イギリスでは、最近このクレイメーションさながらの大騒ぎが起こっているそうなのです。なんでも英北部、ニューキャッスル近くの町フェルトンでは、最近畑の作物が食い荒らされるという事件が続出。犯人はなんと巨大なウサギで、そのサイズは中型犬ほどもあるとか。この町の住民で目撃者のひとりジェフ・スミスさんによると、この問題のウサギは白黒まだら模様で左右大きさの違う耳を持ち、その姿や食べっぷりからまさに「獣的」な感じだったそうです。

住民らはこの怪物ウサギに頭を悩ませた結果、2人の警備員を雇うことに。睡眠銃を持った彼らがパトロールを強化してウサギを仕留めようと頑張っているそうですが、相手はなかなかずる賢いようで今のところ成功出来ていないそうです。

これこそ「アンチ・ペスト」の出番ですね、本当に(笑)。

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