会員数6000万人、米最大のSNS「マイスペース」が日本上陸へ。

2006/04/07 14:09 Written by コ○助

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日本で最も大きいソーシャルネットワークサービス「mixi」の会員数は300万人超。ほかの国内の競合サービスには圧倒的な差をつけ、今のところ「一人勝ち」の状態が続いているなりが、海外に目を向けると「mixi」はまだまだ小さいサービスであることが分かるなりよ。韓国の総人口の3分の1が参加しているとも言われている「サイワールド」は1800万人、米国最大の「マイスペース」は6000万人。まさに「けた違い」の規模を誇るソーシャルネットワークが存在しているなりね。

そして今年、ついに「マイスペース」が日本に上陸することが明らかになったなりよ。「マイスペース」は会員数が多いだけでなく、米国サイトのアクセスランキングではYahoo!に次ぐ2位に付けるほど、恐るべきアクセス数を誇るサービス。毎月600万人のペースで会員を増やし続け、「マイスペース」という言葉がソーシャルネットワークをすることを表す動詞として使われ始めるほど、米国では社会現象になりつつあるというなり。日本に上陸した暁には、「mixi」をはじめ既存のソーシャルネットワークに何らかの影響を及ぼすことは必至と言えるなりね。

6日付けの日経産業新聞が「マイスペース」の日本上陸について詳しく報じているので、ポイントを簡単にまとめておくなり。

・現在、日本進出の準備を進めており、今年末までにはサービスを開始する予定。
・米国版とは異なり、日本の音楽・映画情報を加えた日本独自のサービスになる予定。
・会員になれるのは14歳以上(米国の場合)。
・米国版にはマドンナなどの著名アーティストも参加している。

まだ具体的な計画の内容は判明していないなりが、開始時期と日本独自のエッセンスについては触れられているなりね。「mixi」は18歳以上でなければ参加することができないなりが、「マイスペース」は14歳以上と比較的年齢制限がゆるいので、日本でもそのままの年齢制限が採用されるのであれば、中高生を取り込める可能性は十分にありそうなりよ。

ただ、同じように「黒船」として昨年12月に日本でのサービスを開始した「サイワールド」は、現在のところかなり苦戦を強いられている様子。海外で成功しているからといって、日本で成功する保証がどこにもないだけに、「マイスペース」も「mixi」に太刀打ちできずに低迷することも考えられるなりよ。

日本のユーザーの嗜好にマッチしたサービスを提供できるかどうか、携帯電話など日本が先行するインフラに対応することができるか、といったさまざまな難問をどうクリアしていくのか、お手並み拝見なり。

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