通常店の4倍の広さ、テーブル席もある大型「ローソン」。

2006/04/06 11:52 Written by コ○助

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街を歩けばコンビニに当たる……というほど、特に都市部ではコンビニの飽和状態が続く昨今。各チェーンとも独自性を打ち出すべく、他社との差異化に向けた取り組みを本格化させているなりが、商品の種類で違いを見せるのではなく、店舗のスタイルや新たなブランドで違いを出そうとしているのがローソンなりよね。自然志向というコンセプトに包まれた「ナチュラルローソン」は有名なりが、ほかにも街の景観に合わせたブランドカラーを採用した店舗を展開するなど、従来型の店舗で王道をひた走るセブン-イレブンと比べると、柔軟性のある店舗作りを心がけているのがよく伝わってくるなりよ。

そんなローソンが新たなスタイルとして今日、埼玉大学大久保キャンパス内にオープンさせたのが「ローソン埼玉大学店」。通常店の約4倍にあたる、500平方メートルの店舗面積を持つ大型の店舗なりよ。路面店ではなく大学のキャンパス内だからこそできた大型店舗ではあるなりが、従来型のローソンとはひと味も、ふた味も違う設備がウリの店舗となっているなりね。

それでは「ローソン埼玉大学店」がどのような店舗なのか、簡単にその特徴をまとめておくなり。

・埼玉大学内の構内LANに接続できる引き込み口付きテーブルを配置(電源付き)。
・約140席の休憩席を用意。
・商品販売スペースだけでなく、ひきたてのコーヒーが飲めるカフェスペースも提供。
・店内のカラーコピー機をプリンタとして利用可能。
・営業時間は7時〜23時。

電源とLANの接続口が付いたテーブルのあるローソン……。まるでネットカフェのようなスタイルなりが、大学構内の施設と考えれば、これほどありがたい設備はないなりよね。店内のカラーコピー機もプリンタになるため、ちょっとしたオフィスとしても利用できそう。大学構内だけでなく、ビジネス街などにも同タイプの店舗を出店してくれたら、相当ニーズがありそうなりよ。

この新型店舗は昨年12月に埼玉大学が実施したコンビニ出店の公募にローソンが企画を提出、採用されたものなりが、今後はほかの大学への出店も検討しているのだとか。新しいモデルのひとつとして、じっくりと育てていって欲しいなりね。

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