「Hotwired Japan」が3月末で一時休刊、再開の見通し立たず。

2006/03/31 20:14 Written by コ○助

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数あるインターネットのニュースサイトの中でも、独自の視点や海外発の珍しい情報を発信してくれることで人気のある「Hotwired Japan」。ヤフーやミクシィなどのニュースコンテンツに記事を配信しているため、本サイトを見たことがなくても、知らないうちに「Hotwired」の記事に触れ、楽しんでいる人は多いかもしれないなりね。かく言うコ○助も何年も前から「Hotwired」を愛読している読者の一人なりよ。

でも、残念な、非常に残念なお知らせが伝わってきたなり。「Hotwired Japan」の更新が3月31日、すなわち今日をもって停止することが明らかとなったなりね。更新が停止するのは本サイトの記事とポータルサイトなどに配信している記事、メールマガジンなど、基本的にはすべてのコンテンツ。過去のバックナンバーがそのまま公開されようで、これは不幸中の幸いと言えるなりが、新しい記事が追加される見通しは今のところ立っていないというなり。事実上の休刊となってしまったなりね。

どうしてこのような事態になってしまったのか。「Hotwired Japan」の「読者の皆様へ」には次のように説明されているなり。

「このたび、3月いっぱいをもって、Hotwired Japanのコンテンツの更新をいったんストップし、内容を一新して新たなスタートを図ることとなりました。日ごろ、Hotwiredの記事を楽しみにしていただいている読者の皆様には、急なご案内となってしまい、大変申し訳ありません。日米のHotwired関係者の間で今後の事業継続について検討を行ってきましたが、最終的に上記のような結論に至りました」

具体的な内容には触れられていないなりが、聞くところによると米国の「Hotwired」の権利を持つライコスと、日本の「Hotwired Japan」を運営するNTTレゾナントとの間でライセンス交渉が上手くまとまらなかったようなりよ。ただ、NTTレゾナントによると「日米のHotwired関係者間で何か深刻な問題が発生したというわけではない」(インプレスより)ということなので、そこまでこじれた話ではないのかもしれないなりが……。

とはいえ、サイトの更新がストップするのは異常事態。「読者の皆様へ」の中にある「内容を一新して」という表現も気になるところなり。従来通りの「Hotwired Japan」が読めなくなるのは悲しいなりが、少し形態が変わっても復活して欲しいなりよ。早期の再開に期待したいなりね。

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