2006年の「冬ドラマ」が終了、視聴率トップに輝いたのは?

2006/03/27 21:39 Written by コ○助

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1月からスタートした各局の「冬ドラマ」、皆さんはしっかりと見たなりか? 初回視聴率が29.2%を記録した「西遊記」やチェ・ジウが破格の出演料で日本のドラマに初登場した「輪舞曲−ロンド−」、55万部を超える東野圭吾のベストセラーを山田孝之&綾瀬はるかの「セカチュー」コンビでドラマ化した「白夜行」など、なにかと話題に事欠かないクールだったなりが、26日にTBS系の「輪舞曲」が最終回を迎え、すべての「冬ドラマ」の視聴率が出揃ったなりよ。

それではどのような結果となったのか、まずは「冬ドラマ」の視聴率ランキングをまとめておくなりね。

[2006年 冬ドラマ 視聴率ランキング(ビデオリサーチ調べ、平均値)]
1位 22.8% 「西遊記」(フジテレビ系 月曜21時)
2位 17.4% 「喰いタン」(日本テレビ系 土曜21時)
3位 15.5% 「輪舞曲−ロンド−」(TBS系 日曜21時)
4位 15.5% 「夜王〜YAOH〜」(TBS系 金曜22時)
5位 15.4% 「アンフェア」(フジテレビ系 火曜22時)
6位 14.7% 「けものみち」(テレビ朝日系 木曜21時)
7位 14.2% 「Ns'あおい」(フジテレビ系 火曜21時)
8位 13.6% 「新・京都迷宮案内」(テレビ朝日系 木曜20時)
9位 12.3% 「白夜行」(TBS系 木曜21時)
10位 11.5% 「小早川伸木の恋」(フジテレビ系 木曜22時)
11位 10.1% 「時効警察」(テレビ朝日系 金曜23時15分)
12位 9.6% 「神はサイコロを振らない」(日本テレビ系 水曜21時)
13位 7.8% 「ガチバカ!」(TBS系 木曜22時)

トップに輝いたのは、初回視聴率の勢いは持続できなかったものの、一度も20%の大台を割り込むことなく最終回まで突っ走った「西遊記」だったなり。放送を終えた今でもなお「西遊記」に対する評価は賛否真っ二つに分かれているなりが、すでに続編や映画版の製作を検討するとの話も出始めており、ひょっとすると今後定番シリーズ化していく可能性も。「視聴率は強し」なりね。

下馬評はそれほど高くはなかったなりが、意外(?)なことに「喰いタン」が2位。TBSが期待をかけていた「輪舞曲」を完全にかわしたなりよ。日本テレビの土曜21時枠は前クールの「野ブタ。をプロデュース」(16.9%)、前々クールの「女王の教室」(16.9%)と好調続き。かつては「家なき子」や「ごくせん」などのヒット作を生んでいるこの枠、一時の低迷状態を抜け出して完全に軌道に乗ってきたなりね。「春ドラマ」として待機している、テキサスから帰国した伝説のカウボーイと女子高生の戦いを描いた「ギャルサー」も見逃せないなり。

期待が高かったのに不発に終わってしまったのは、やはり「輪舞曲」。韓流ブームが下火になった「今」というタイミングが不運ではあったなりが、15.5%程度では残念ながら不発と言わざるを得ないなりよ。通常のドラマならば15%あたりが及第点ラインなりが、TBSの意気込みは物凄かっただけに、せめて18〜20%は取りたかったところなり。同じく「白夜行」も不発組。原作、キャストともに力が入っていただけに、こちらも12.3%は期待外れなりね。

視聴率はぼちぼちながら、個人的には「アンフェア」が今クールのお気に入り。久しぶりに中だるみすることなく、最後までしっかりと楽しませてもらったドラマだったなりよ。キャストも演技達者が多く、緊張感のある内容でなかなか良かったなりね。

皆さんは2006年の「冬ドラマ」、どの作品が心に残ったなりか?

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