初共演のジェット・リーと中村獅童が映画「SPIRIT」を語る。

2006/03/26 12:57 Written by コ○助

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昨年6月に中村獅童の海外進出第一弾として発表され、3月18日に公開された映画「SPIRIT」。実在したマーシャル・アーツの伝説的人物、フォック・ユアンジェの栄光と転落、再起を描いた物語として一部で注目されている作品なりが、中村獅童は主演のジェット・リーの最大のライバルとなる日本武術のチャンピオン役という、重要な役どころで出演しているなりね。これまで中村獅童は多数の映画に出演しているなりが、あまりアクションのイメージはなし。でも、「SPIRIT」では役が役だけに、激しいバトルシーンを演じているなりよ。中村獅童の新境地が見られるという意味でも、ファンは見逃せない作品なりね。

この作品の公開に合わせて主演のジェット・リーが来日、中村獅童と共に読売新聞のインタビューに答えているなりよ。撮影の苦労話などについて語っているので、少し見ておくことにするなりね。

「歌舞伎の舞台は、ものすごい集中力が必要とされる。役者として壁にぶち当たった時、壁を乗り越えようとする自分もいれば、逃げ出したくなる自分もいる。『最大のライバルは自分』という映画のテーマは、私個人のテーマでもある。映画を通して、勉強させてもらいたいと思った」(中村獅童)
「(プロフィールを見たときに)8歳の時に、初めて歌舞伎の舞台を踏んだ、とあった。私が北京の体育学校で武術を学び始めたのも、8歳の時だった。獅童さんが専門家として歩んでこられたのは、精神的な支えがあったからに違いない」(ジェット・リー)

世界中の武術家役をキャスティングするために、ジェット・リーは世界中を飛び回って人選を進めていたそうなりが、特に日本人役のキャスティングには慎重に慎重を重ねたようなりよ。たくさんの資料の中から中村獅童に目がとまったのは、自分と同じ8歳のときからひとつの世界で戦ってきたキャリアが似ていたこと、そしてその世界の中で強靱な精神力を身につけているであろうことに魅かれたようなり。

コ○助はもともとジャッキー・チェン世代ということもあって、中国系のアクション俳優を好きになる土壌はあったなりが、「ロミオ・マスト・ダイ」や「キス・オブ・ザ・ドラゴン」を観て一気にジェット・リーにハマってしまったクチ。あの小柄な身体から繰り出される多彩なカンフーアクションは、ジャッキー・チェンのコミカルなそれとは異なる、真剣なアクションとして全く別物の世界を創り上げているなりよ。決して顔が格好良いというわけでは無いので万人受けするタイプでは無いなりが、コ○助はジェット・リーのアクションにすっかり惚れてしまったなりね。

それゆえジェット・リーと中村獅童が共演しているのは夢のよう。また、監督のロニー・ユーはホラー映画(?)の傑作「チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁」やサミュエル・L・ジャクソン&ロバート・カーライル主演の「ケミカル51」、ホラー映画の対決モノ「フレディVSジェイソン」の監督を務めた人物。コ○助は「チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁」で大笑いした経験を持つので、これまた楽しみで仕方ないなりね。Yahoo! ムービーでは3.8点/5点満点(3月26日現在)、超映画批評では55点/100点満点と評価に関しては賛否が分かれそうな作品なりが、コ○助は大いに楽しめそうな要素が盛り込まれているので、早く観に行かなければならないなりね。

ジェット・リーと中村獅童のファンはもちろん、格闘アクション映画好きな人はぜひチェックを。

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