なぜ目覚まし時計が鳴る直前に目が覚めるのか。

2006/03/23 20:56 Written by コ○助

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昔は毎日泥のように眠りこけていたというのに、近年のコ○助はどうも眠りが浅いのが悩み。目や脳がテラテラするような仕事をしているから仕方がないとはいえ、朝まで熟睡していることは珍しく、必ず深夜に目が覚めてしまうなりよ。また、たまにきっちり眠れそうなときでも、目覚まし時計をセットしておくと時計が鳴る直前に目が覚めてしまうことがしばしば。いったい何に怯えているのか、なぜ起きてしまうのか。単に眠りが浅いから時計の音に反応して起きてしまうだけなのかな、と自分なりの結論を出していたなりね。

でも、目覚まし時計が鳴る直前に目が覚めてしまう理由が、少し分かったような気がしたなり。nikkeibp.jpに、そのものズバリ「なぜ目覚まし時計の直前に目が覚める?」という記事が出ていたなりね。こうした状況にあるのはコ○助だけではないと安心したと同時に、いったいどういう仕組みなのか興味津々。簡単にポイントをまとめておくことにするなり。

・いわゆる「体内時計」は、身体の中には複数あることが分かってきている。
・脳にある“親分”格の体内時計と、その影響を受けつつも別物の“子分”格の体内時計が体中にある。
・親分格の体内時計は、ほぼ24時間で一回りする「置時計型」をしており、子分格の体内時計は、数十分程度までの短時間のリズムを担う「砂時計型」をしている。
・毎朝決まった時間に目が覚めるのは「置時計型」の体内時計によるものだが、いつもとは違う時間に起きる場合は、「砂時計型」の体内時計が大きくかかわってくる。

昼型や夜型などの話をするときには必ず飛び出す体内時計という言葉。体内時計は、最新の研究では身体の中にひとつだけしかないわけではなく、複数の体内時計がそれぞれ異なる役目を担って時を刻んでいると考えられているなりよ。睡眠に直接関係する体内時計として、この記事では脳内にある「置時計型」と、それとは別物の「砂時計型」の2つを挙げているなりね。

この2つが睡眠にどう働いているのかを簡単に説明すると。基本的に毎日決まった時間に起きるサイクルを刻んでいるのが「置時計型」。普段とは異なる時間に起きる際に、身体が活動しやすいように事前に内臓を動かし始めるのが「砂時計型」。つまり、決まった時間に起きる生活をちゃんと送っている人は「置時計型」がきっちりと時を刻むので目覚まし時計が鳴るまで寝ることができるなりが、不規則な生活をしている人、日によって起きる時間が異なるような人は「砂時計型」が早めに動き始め、目覚まし時計が鳴るよりも早く目が覚めてしまうということのようなりよ。

そう言われてみれば、コ○助は起きる時間は日によってまちまち。目覚まし時計が鳴る前にいつも起きてしまうのは、「砂時計型」が毎日せわしなく働いていることの現れなのかもしれないなりね。あまり「砂時計型」に慣れると身体に負担がかかりそうな雰囲気なので、できるかぎり生活のリズムを作って、「置時計型」で生きられるように修正していきたいと思うなり。皆さんもお気をつけて。

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