リュック・ベッソン監督の6年ぶりの新作「アンジェラ」。

2006/03/22 21:01 Written by コ○助

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実在するダイバーのジャック・マイヨールをモデルにした「グラン・ブルー」、凄腕の殺し屋と12歳の少女との純愛を描いた「レオン」の成功によって、世界中に熱狂的なファンを多く生むことになったリュック・ベッソン監督。コ○助も世代的に、リュック・ベッソン監督の成功の軌跡を同時進行で見てきていることもあって、どの作品も思い入れが強いものばかりなりよ。日本では「レオン」の人気が圧倒的に高いなりが、コ○助が監督作で最も好きなのは、意外(?)にも「ジャンヌ・ダルク」。男勝りのミラ・ジョボヴィッチの演技が非常に印象深い作品だったなり。でも、もちろん「レオン」も好きなりよ(笑)。

多くのファンを抱え、作品の評価も高いリュック・ベッソン監督なりが、近年はプロデュース業や脚本業に専念していたため、監督作を熱望する声がファンの間からはたびたび上がっていたなりね。プロデュースや脚本を担当した作品にも「TAXi」シリーズや「WASABI」「YAMAKASI ヤマカシ」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」「ダニー・ザ・ドッグ」などの話題作やヒット作があるなりが、やはり監督作品とは趣が異なるもの。原点に立ち戻る意味でも、再びリュック・ベッソン監督がメガホンを執る日を待ち望むファンは少なくなかったなりね。

そして1999年の「ジャンヌ・ダルク」以来、実に6年ぶりとなる監督作が、いよいよ日本でも公開されることになったなりよ。その作品は「アンジェラ」。リュック・ベッソン監督の久しぶりの新作というだけでなく、通算10作品目の監督作としても注目したい作品なりね。まだあまり情報が公開されていないなりが、どうやら1994年の「レオン」と、1997年の「フィフス・エレメント」の間に書き上げた15ページのシノプシスが基になっている作品のようで、「構想10年」という、リュック・ベッソン監督にとって強い思い入れがあるようなりよ。

主演に起用されたのは、グッチの専属モデルなどで活躍するデンマーク出身のリエ・ラスムッセン。あまりなじみのない名前なりが、友人のレベッカ・ローミン=ステイモスの紹介でブライアン・デ・パルマ監督の「ファム・ファタール」に出演したことがある程度で、女優としてはほとんど無名に近い存在なりよ。これまでもまだ無名だったナタリー・ポートマンやミラ・ジョボヴィッチを効果的に起用してきたリュック・ベッソン監督なので、リエ・ラスムッセンがどのような演技をする女優なのか、楽しみなりよね。

ストーリーは「パリを舞台に、人生を悲観してセーヌ河に身を投げようとしていた主人公の青年の前に、アンジェラと名乗る謎の美女が現れ、青年が生まれて初めての愛を抱くというラブ・ストーリー」(eiga.comより)。特別予告編がeiga.comだけで公開されているようなので、興味がある人、リュック・ベッソン監督の新作を待ち望んでいた人は、ぜひチェックしてみてくださいなり。コ○助もすぐに観ておかなければ!

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