広がる「消臭剤」市場、各社が新商品を投入。

2006/03/08 22:09 Written by コ○助

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シュッ、シュッと吹き付けるタイプのものから、置いておくタイプのものまで。自分はそれほどニオイに対して過敏ではないと思っていたなりが、気が付けばコ○助の家には複数個の消臭剤が置かれているのが当たり前の光景になっていたなり。一応、窓を開けたり、換気扇を回したりといった換気には気を使っているほうなりが、消臭剤が置いてないとやや不安な気持ちになってしまうほど、いまやコ○助の生活にはすっかり溶け込んでしまっているなりよ。きっと同じような状態になってしまった人は少なくないはずなり。

そんな利用者を虜(?)にしている消臭剤の数々なりが、実際に市場全体が活況を極めているようで、いろいろなメーカーから新商品が続々と登場してきているなりよ。かつては消臭剤といえばP&Gの「ファブリーズ」というのが相場だったなりが、その牙城を崩す……ところまではまだ行っていないものの、虎視眈々とシェアを奪おうと狙っているライバルがたくさん出てきているなりね。

現在、消臭剤市場のシェアは大半が「ファブリーズ」。発売当初の1999年頃、スプレー型消臭剤の市場規模は年間50億〜60億円と言われていたなりが、そのうち9割のシェアをほこった「ファブリーズ」にけん引されるカタチで市場全体が伸び、今では150億円規模の市場へと成長しているというなり。確かに、コ○助を含めて「ファブリーズ」がないと落ち着かない人は多いなりからね。市場が伸びているのは想像に難くないところなり。

市場をけん引し、長年「ファブリーズ」が王様に君臨している状態に異変が起きたのは昨年8月のこと。花王が同種の商品「リセッシュ」を投入し、「緑茶成分」をウリに大幅にシェアを伸ばしたことで、「ファブリーズ」が永遠の勝ち組である保証がなくなってしまったなりよ。これまで消臭剤の代名詞的存在だった「ファブリーズ」なりが、「リセッシュ」の登場によって刺激を受けたのか、新たに「緑茶成分入りファブリーズ」を投入。新商品の投入合戦の様相を呈し、市場全体が大きな盛り上がりを見せるようになってきたなりよ。

消臭剤は置き型のほうも絶好調。古参メーカーの小林製薬やエステー化学に加え、「ファブリーズ」ブランドを擁するP&Gが昨年9月に「置き型ファブリーズ」を引っさげて参入したことで、こちらも市場が活性化しているなりね。スプレー型も、置き型も、いまや多くの人にとって欠かすことができないものへと成長してきているわけなり。

タバコを吸ったり、動物を飼ったりしていなくても、なにかとニオイはこもるもの。換気をしてもカーテンや布団など、なかなか洗うことができないもののニオイを消すには便利なりよね。また、スーツなど、あまり簡単には洗えないものについたニオイを取るにもグッド。消臭剤にあまり執着するようだと病的で嫌なりが、適度に上手く使って、快適な生活を送ってくださいませ。

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