アップル、スピーカー「iPod Hi-Fi」と新型「Mac mini」を発表。

2006/03/01 11:42 Written by コ○助

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いったい何が発表されるのか。アップル・コンピュータのイベントの前の騒がしさは毎度のことながら、今回は「iPod」のデザインが刷新される大きなイベントという噂が先行したため、Macコミュニティの期待はかなりの高まりを見せていたなりよね。イベント直前の噂では「iPod」に加えて「Intel製プロセッサを搭載したMac mini」と「iPodを接続して使うラジカセ(?)『Hi-Fi Boombox』」が発表されるとの見方が出ていたなりよ。

そして日本時間3月1日未明(アメリカ時間2月28日)に行われたイベントで発表されたのは、iPod用のスピーカーシステム「iPod Hi-Fi」と、Intel Core CPUを搭載した新型の「Mac mini」のふたつ。最も期待のかかった「iPod」の新型は、残念ながら今回はお預けとなってしまったなりね。夜中まで起きてイベントの模様をネットでチェックしていた人からは落胆の声も聞こえてくるなりが、まあ勝手に「出る」と思い込んで出なかっただけのことなので、そう落ち込まなくても(笑)。そう遠くないうちに新型が発表されることは間違いないようなので、もうしばらくの辛抱なりよ。

「iPod Hi-Fi」はアップルが手がける純正の「iPod」用周辺機器で、「iPod」を直接差し込んで使う、サブウーファーを内蔵した2.1chのスピーカーユニットのこと。本体上部中央にUniversal Dockを備えており、Dockコネクタを装備している「iPod」ならばどの世代のものでも利用することができるなりね。ちなみに「iPod Hi-Fi」はラジカセのように乾電池でも駆動(単1×6本)可能。コンセントに挿していても、乾電池でも、いずれの時も「iPod」の充電をすることができるなりよ。

また、「iPod Hi-Fi」はアナログと光デジタルを兼用した入力端子を備えているため、「iPod」用周辺機器ながら、ほかのCDプレーヤーやMDプレーヤー、ゲーム機などと接続して、普通の外部スピーカーとして利用することも可能。5.1chのサラウンドシステムほど大きなモノは要らないけど、迫力がある音を奏でるスピーカーは欲しい……というニーズには応えてくれそうなり。価格は4万2800円。Apple Storeではすでに出荷が開始されているなり。

もうひとつ、発表された新型の「Mac mini」はIntel Core CPU(Intel Core Solo CPU 1.5GHzモデルとIntel Core Duo CPU 1.66GHzモデルの2機種)を搭載したこと以外は、基本的には従来機種からのマイナーチェンジ。1.5GHzモデルは7万4800円、1.66GHzモデルは9万9800円と、従来機種よりも若干高めになっているなりが、それでもこれがMacの価格かと思うと安いなりよね。

やや拍子抜けに終わった今回のイベント。でも、次から次へとアップルの新製品発表の場は訪れるので、次のイベントこそ新型「iPod」の登場に期待したいものなり。

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