ネットで話題のFlashアニメ「やわらか戦車」とは。

2006/02/27 18:45 Written by コ○助

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先月あたりから、各所で話題になっているのを見かけることが多かったFlashアニメ「やわらか戦車」。戦車なのにやわらかい、戦車なのに退却するという、なにやら弱々しくも可愛い戦車のアニメなりが、ライブドアのコンテンツ「livedoor Internet Animation」で公開されたことをきっかけに、「やわらか戦車」の虜になっている人が続出しているなりよ。

この「やわらか戦車」を製作しているのは「ラレコ先生」。ライブドアのページには次のようなプロフィールが用意されているなり。

ラレコです。14歳のわけないラレコです。夢枕にジミヘンとガンダムが肩を組んで現れて、一晩中「歌とアニメ…歌とアニメ…」と耳元で繰り返されました。それ以来、真に受けてフラッシュアニメを作り続けております。本来なら、ここにこれまでの受賞履歴などをバーっと書くとゴージャスでいい感じなのですが、あいにく輝かしい過去を持ち合わせておりませんので、えーと、英検4級です。あとは、えーと、ほぼ毎日米食ってます。

あまりよく分からないなりね(笑)。本業はマンガ家なのか、イラストレーターなのか。はたまた、ただの素人が作った作品なのか。謎の「ラレコ先生」に対して、ITmediaが取材を敢行している記事を見つけたので、どのような人物なのか見ておくことにするなりね。

「(ラレコさんは)かつては漫画家志望で、アシスタントの経験もあるというが、その後ネット上でFlashアニメを制作する道へと進んだ」
「作業は、すべてラレコさんが1人で行っている。ネット上の書き込みを見ていると『グループ単位で制作したもの』と解説してあることもあるが、『これはまったくのでたらめ』(苦笑)だとのこと」
「Flashがどうとか、素人コンテンツなのにすごいとか意識しないで見てもらいたい。Webで終わってはつまらないので、いろんな世代の人に見てもらって、ネット以外の世界にもはみ出していきたい」
「やわらか戦車の『やわらか戦線』が拡大していく様子を、皆さんに目撃してほしいと思う」

一人で、自宅の部屋で絵を描き、ストーリーを考え、音を吹き込み、音楽を作っているというラレコさん。現在はネットで「やわらか戦車」が話題になっているとはいえ、まだ「普通の部屋で、800円のマイクに吹き込んでコンテンツを作っている」ような状態なりね。でも、こうした環境でもクオリティが高く、多くの人に評価されるような作品が生み出されるのがいかにもネット的。この吹き始めた追い風を逃すことなく、飛躍していくことができると良いなりね。

今後も「やわらか戦車」を軸にアニメの製作活動に励むようなので、これからの展開に期待したいものなり。

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