ネブラスカ州の8人、史上最大の宝くじ賞金を分かち合う。

2006/02/24 09:49 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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以前Narinari.comで「237億円当たったらどうします?」というタイトルのコラムを書いたことがあります。これはアメリカ国内で販売されている「パワーボール」という大規模な宝くじの1等(ジャックポットと呼ばれる)当選金額が、その当時の為替でなんと237億円まで膨れ上がったというお話でした。

そんな大金、当ったとしても一体どうするんだ!? と思ったものです。ところが最近、同じ「パワーボール」宝くじでこれを上回る賞金が。なんでも米史上最高額だとかで、何週間もジャックポットの当選者が出ず、その賞金が次回へどんどん加算されていき、とうとう3億6,500万ドルにまでになったのです。日本円にすると約430億円!実際に受け取る値段は税金を引いたり、20年の分割払いを考えるともっと少なくなるのですが、それでも大金に違いはありません。

そしてこの宝くじを見事当てたのが、共同購入でチケットを買っていたネブラスカ州の小さな町に住むの8人。こうやって共同でお金を出しあって宝くじを買う人々は少なくありません。それだけチケットも沢山買えるし、喜びもシェア出来るってものです。

今回の当選者グループは食肉処理工場で働く同僚仲間だそうで、はるか海の向こうからの移民も何人かいるとか。アメリカン・ドリームを夢見て移住してきた彼ら、いやはや最大級の幸運ですね。おめでとうございます。

当選者の8人は全員が一括払いを選択し一人当たり26億円の小切手を受け取りました。それにしてもちょっとお気の毒なのは彼らが働いている工場の経営者さん。みんな一気に仕事を辞めてしまうだろうから、すぐに次の求人をしないと工場が回りきりませんね(笑)。

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