ジャムより健康的?イギリスではちみつの売上げが上昇中。

2006/02/16 09:27 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール真木は甘いものが大好き。今はダイエット中で控えているものの、朝食のパンにはバターをベースに、さらにその上からイチゴジャムやはちみつを塗り、それを大口で噛みしめては至福の時間を過ごしております。こんな私を知ってか知らずか、コ○助が時々日本からトースト用のスプレッドをいろいろ送ってくれるのですが、これがまたアメリカじゃ手に入らないモノばかりで嬉しい限り。もちろん彼からしてみると「ふっ、ダイエットなんて無駄なりよ、無駄なりよ」というメッセージも込めているに違いないんですが(笑)。

さてそのジャムとはちみつなんですが、今イギリスでは前者の売上げが落ち込んでいるものの、逆に後者の人気が急上昇中なんだとか。イギリスといえば、スーパーに行くと実にさまざまなジャムやマーマレードが棚に並んでいるのを思い出すのですが、近年その人気が下がり気味。原因は糖分の取りすぎを気にする人々が増えたせいとのことなんですが、その健康志向の影響で、同様に甘くてもナチュラルなはちみつに注目が集まっているそうです。

さらに最近でははちみつの種類も、ヒマワリ、ユーカリ、ラベンダーなど、どの花から取れたものなのか明記されることが多くなり、多様なチョイスが出来るようになったのが人気の下地に。過去1年ではちみつの売上げは4.5%増え、市場は3億ポンド(日本円にして約700億円)にも育っているのだそうです。

ただし専門家の中にはこの人気には誤認があるとして、警告をする人も。栄養学的にみるとジャムもはちみつも結局は「糖質」。さらにジャムの方が他の栄養価(フルーツに含まれるビタミンなど)が得られるとして、若干健康によいとの事実もあるそうです。

何はともあれ、甘いものの食べすぎは良くないということです。とほほ(汗)。

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