「マドンナの料理番」を務める西邨まゆみさんとは。

2006/02/13 14:00 Written by コ○助

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たとえ音楽に興味のない人でも、その名を知らぬ人はいないであろうマドンナなりが、そんな世界的なスターのプライベートな「料理番」として、イギリスのマドンナ邸に住み込みで働いている日本人シェフがいるなりよ。昨年12月にマドンナが来日した際にも、記者会見で「私のシェフは日本人なんですよ。日本食は好きです」と発言したことが話題となったなりが、その日本人シェフこと愛知県出身の西邨まゆみさんが一時帰国した際に、スポーツニッポンが直撃しているなりね。

「契約の際、プライベートについては口外してはいけないなどの契約書にサインしており『マドンナはどういう人?』『何を食べているの?』などの質問には『答えられない』という」
「マドンナとの出会いは2001年5月。長男のロッコ君がアレルギー気味だったため、マクロビオティックの料理人を探していた。これを友人から聞いた西邨さんは『良くなってくれれば…』という気持ちで応募し、採用された」
「『ガイ(夫のリッチー監督)が映画を作るのだけど、一緒に来ない?』と誘われ、当時、中学生と高校生だった子供たちに相談。『いい機会。やってみれば?』と応援され決意した」

西邨さんは、今でこそ当たり前のようにテレビや雑誌で見かける「マクロビオティック」(動物性タンパク質や脂肪を減らし、穀類や野菜を中心とした食事法)の考え方を長年実践してきた、その筋では有名な人物。ノーベル平和賞へのノミネート経験もある「マクロビオティック」の世界的権威・久司道夫氏に師事し、アメリカの久司学院(※マクロビオティックを学ぶための学校)で料理講師として活動をしていたなりね。

そして2001年にマドンナとの出会いをきっかけに人生が急転。当初は一時的な契約だったものの、西邨さんをいたく気に入ったマドンナからツアーへの帯同や住み込み料理人のオファーが届き、現在はマドンナについて世界を飛び回る日々だというなりよ。その裏には、理解ある子どもたちの後押しがあったことも見逃せないなりね。良いエピソードなり。

世界で活躍する日本人は多いなりが、脚光を浴びることが多いのはスポーツ選手やアーティストばかり。でも、それ以外にも頑張っている日本人だってたくさんいるなりよね。西邨さんのような活躍にも、もっともっと注目したいものなり。

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