かつてフジテレビの看板番組として25年間も続いた「プロ野球ニュース」の後を受け、総合スポーツ情報番組として装いを新たにした「すぽると！」がスタートしたのは2001年のこと。その初代の司会者のひとりとして起用されたのは、当時、フジテレビの女子アナの中では絶大な人気を誇っていた内田恭子アナだったなりが、以来現在に至るまで「夜の顔」として視聴者に笑顔を届けてくれていたなりよね。内田アナの存在に、一日の疲れを癒されている人も多いのでは。

そんな内田アナも、今年1月に吉本興業社員の木本公敏氏との婚約が発表され、3月にはフジテレビを退社することが決定。そのため、「すぽると！」に加えて「ジャンクスポーツ」や「タモリのジャポニカロゴス」などのレギュラー番組は、どの女子アナが後釜として起用されるのかに注目が集まっていたなりが、中でもやはり「すぽると！」は長年フジテレビの看板として存続している「23時台のスポーツ枠」だけに、関心度がほかの番組とは異なるなりよ。そして、ついに4月から「すぽると！」の司会を務める女子アナが明らかになったなりね。

「すぽると！」への起用が決定したのは、現在入社2年目の平井理央アナ。平井アナはテレビ東京系「おはスタ」の「おはガール」として活躍し、グラビアや写真集なども発売していた異例の「アイドル出身アナ」ゆえ、入社前から異常なスポットライトを浴びてきたなりが、入社後もいきなりレギュラー番組をあてがわれるなど、ほかの女子アナとは一線を画す扱いを受けているなりよ。フジテレビ期待の星として成功が約束されているアナウンサーなりね。そのため、「すぽると！」への起用はある意味予想通りの展開。内田アナ退社後の女子アナ人気を支える人材として、フジテレビの期待が込められた人選だと言えるなり。

ちなみに、平井アナの現在のレギュラー番組は6本。火曜深夜の「井の中の蛙くん」と「O・D・A」、水曜深夜の「魁！音楽番付」」、土曜深夜の「DO！深夜銀幕会議」、月曜夕方の「FNNスーパーニュース」、火曜昼の「笑っていいとも！」と、深夜番組と昼夕の看板番組に出演と、同期の中では群を抜いた活躍を見せているなりね。それだけ考えても、「すぽると！」への起用は極めて妥当だというわけなり。

まだ正式発表前なので若干の変更はあるかもしれないなりが、純粋に内田アナの後任ということになるならば、平日の月〜金曜日までは毎日平井アナの出番（週末はフリーキャスターの高樹千佳子が司会を担当）。平井アナのファンは多いだけに、喜びの声が方々から聞こえてきそうなりね（笑）。