ライバル各社が相次いで携帯音楽プレーヤーを投入するも、依然としてその牙城が揺るぐことなく、トップシェアを独走し続けているアップル・コンピュータ。ビデオ再生もできる大容量HDD搭載の「iPod」、コンパクトながら「iPod」と同じ操作性を保った「iPod nano」、簡易モデルの「iPod shuffle」と機能別に幅広いラインアップを取り揃えているほか、価格面でも選択肢が広いのがユーザーにとっては大きな魅力なりよね。
そんなアップルが、さらに牙城を強固なものにするべく価格攻勢をかけてきたなりよ。現状でも高い人気を誇る「iPod nano」にメモリ容量を抑えて価格を下げたモデルの追加と、「iPod shuffle」の大幅値下げが発表されたなりね。売れれば売れるほど1台あたりのコストが下がり、価格も引き下げられる。完全にこのサイクルに入っている「iPod」シリーズに真っ向から対抗するのは、もう難しい状況になっていると言わざるを得なそうなりよ。
それでは発表された各モデルを簡単に見ておくことにするなり。
[iPod nano 1GBモデル]
・メモリ容量以外のスペックは従来の2GBモデル、4GBモデルと同一。
・本体色はブラックとホワイトの2色。
・価格は17,800円。
※参考:2GBモデルは21,800円、4GBモデルは27,800円。
[iPod shuffle 512MBモデル]
・スペックは従来モデルと同一。
・価格は2,790円値下げの7,900円。
[iPod shuffle 1GBモデル]
・スペックは従来モデルと同一。
・価格は3,080円値下げの11,900円。
「iPod nano」は1万円台からのラインアップとなるのは嬉しいところ。初めての「iPod」としても、セカンドの「iPod」としても購入しやすい価格帯なりよね。「iPod shuffle」も512MBモデルが8,000円を切るなど、かなり大胆な価格設定に。今回の価格改定によって、さらにユーザー層が拡大するのは間違いなさそうなりよ。
これから「iPod」シリーズの購入しようと考えていた人は、「iPod nano」の1GBモデルや安くなった「iPod shuffle」も選択肢に加えてみて下さいませ。