「藍ちゃん大雪像」も登場、さっぽろ雪まつり開幕。

2006/02/06 23:44 Written by コジマ

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北海道の冬の風物詩、雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」が6日、札幌市の大通公園などで開幕したのだ。57回目となった今年は大通会場(札幌市中央区)とすすきの会場(同)、昨年まで行われていた真駒内会場(同市南区)に代わる新会場、さとらんど会場(同市東区サッポロさとらんど内)の3会場に、ゴルフの宮里藍選手の雪像やアンコールワットの氷像など大小338基の雪氷像が並んだ。

開会式が行われたメーン会場の大通会場には193基の雪氷像が並び、大通2丁目「道新 氷の広場」のカンボジアの世界遺産、アンコールワットの氷像が、4丁目「よみうり広場」の3月に公開される映画「ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女」(アンドリュー・アダムソン監督)をフィーチャーした大雪像(この雪像前で結婚式を挙げたカップルも)と、宮里選手や首里城などの大雪像「ドリーム藍ランド OKINAWA」、7丁目「HBCオーストラリア広場」の日豪友好基本条約三十周年を記念したオーストラリアの「フリンダース・ストリート駅」大雪像、8丁目「雪のHTB会場」の大雪像「法隆寺 金堂」などが、見物客の目を引いているのだ。今年の話題の人、お笑い芸人のレイザーラモンHGがモデルの雪像も。(大通会場の写真はコチラコチラでチェック。ライブカメラの映像も見られるのだ)

すすきの会場では、飲食店の料理人らによって、カニや魚など北の海の幸を閉じこめた「氷の竜宮城」や氷のカラオケボックスといった珍像?のほか、白鳥やペガサスなど約100基の氷像が制作された。こちらの売りはなんといっても夜のライトアップ。すべて氷像のために幻想的な世界になるのだとか。また、雪まつりに合わせて、今春開業予定の商業施設「NORBESA」の屋上観覧車の試験点灯も開始。まつりをバックアップしているのだ。それにしても、「NORBESA」「ノルベサ」「乗るべさ」……。ぷぷっ。

そして、真駒内に駐屯している陸上自衛隊第11師団がイラクに派遣などで雪まつり支援が困難な状況になったため、新会場となったさとらんど会場。全長約120メートルの「巨大すべり台」や20×50メートルの「ロイズ雪の迷路」などに、平日にもかかわらず国内外からの家族連れが殺到。不便なアクセスを懸念する声を一蹴したのだ。また、竹スキー作成や氷のグラス作りが体験できる「アイスバー」、「熱気球体験」、高校生による「スノーオブジェコンテスト」など、昨年までの40年間、「小さな子供も遊べる体験型会場」として人気だった真駒内会場を、内容でも受け継ぐかたちとなったのだ。(さとらんど会場の写真はコチラ

雪と氷の祭典として国内外から人気のある「さっぽろ雪まつり」。本当は現地に行ってじっくり見学&体験したいのだけれど、写真やライブ映像を見るだけでもなかなか楽しめるのだ。12日まで開催しているので、行くことができる方はぜひ!

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