ヒンギス完全復活、新旧「天才美少女対決」でシャラポワ破る。

2006/02/05 12:02 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


同じチェコスロバキア出身の名テニスプレーヤー、マルチナ・ナブラチロワから名前が付けられ、テニスプレーヤーになることが生まれた時から宿命づけられていたマルチナ・ヒンギス。4大大会を史上最年少で制覇、史上最年少で世界ランキング1位に輝くなど、「天才美少女」と呼ばれるに相応しい活躍を見せていたなりよね。ただ、女子テニス界に大きな旋風を巻き起こしたヒンギスだったなりが、たび重なるけがや、台頭したリンゼイ・ダベンポートやウィリアムズ姉妹を代表とするパワーテニスの波に押され、徐々に成績が低迷。2003年に引退を表明し、以降はテニスの普及への取り組みがメインの活動となり、現役の一線からは退いていたなりよ。

ところが、昨年11月に現役復帰を宣言。1月にオーストラリアで開催された「モンディアル・オーストラリア女子ハードコート選手権」で復帰を果たし(準決勝敗退)、続く4大大会の「全豪オープン」に出場(準々決勝敗退)し、徐々にではあるなりが「元女王」の貫禄を見せ始めていたなりね。いずれも敗退に終わっているなりが、ヒンギス本人コートから離れていたことによるブランクをそれほど感じてはいないようで、調子は上向いていると強調していたなりよ。

そして迎えた4日の東レ・パン・パシフィック・テニス準決勝戦。日本で開催されているこの大会には、絶大な人気と実力を誇るマリア・シャラポワも参戦していることで、開催前から「新旧天才美少女対決」とマスコミが煽っていたなりが、その顔合わせでの試合が準決勝戦で実現。下馬評では「シャラポワ優勢」との声が強かったなりが、蓋を開けてみればヒンギスが常に圧倒する展開で、6-3、6-1のストレートでシャラポワに圧勝したなりね。まさに「女王復活」。3年近いブランクを、アッという間に埋めて最高のパフォーマンスを見せてくれたヒンギスは、やはり天才と呼ぶに相応しい選手なのかもしれないなり。

試合後のインタビューでは、ヒンギスはうっすらと涙を浮かべながら「決勝に来られるなんて思っても見なかった。日本は最高の場所」(ニッカンスポーツより)と語っているなり。そう、「東レ・パン・パシフィック・テニス」はヒンギスにとってゲンの良い大会で、過去に3回(1999、2000、2002年)も優勝した経験を持つなりね。復活の舞台としては、最高のシチュエーションだとも言えるなり。

現在のヒンギスはランキングは三ケタ台。ブランクが長かったので仕方がないなりが、仮に次の決勝で優勝を決めれば、ランキングは一気に50番台あたりまで上がってくるようなりよ。かつては頂点を極めたヒンギスなので、まだまだそれでも物足りないなりが、今年の女子テニス界を席巻するような活躍を見せて、早くベスト10圏内への復帰を果たして欲しいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.