楽天、前メッツの高津臣吾投手獲得に名乗り。

2006/01/24 14:50 Written by コ○助

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メジャー移籍1年目の2004年にいきなり59試合に登板、6勝4敗19セーブ、防御率2.31の成績でホワイトソックスの守護神として活躍した高津臣吾投手。さらなる飛躍が期待された2年目の2005年には一転して開幕当初からピリッとしない投球が続き、若手の台頭もあってシーズン中盤に戦力外通告を受けてしまったなりよね。その後、移籍したメッツでは確たる役割を与えられることなく、オフには解雇の憂き目に遭ってしまい、まだ今年の所属球団が決まっていない状態なりよ。

高津投手自身はまだ現役を続ける意向を持っているため、現在は次の移籍先を探している状態。水面下ではオファーが届いているとの話もチラホラと耳にするなりが、1月下旬の現在になってもまだはっきりとした去就は伝わってこないなりね。そんな中、かつてヤクルト時代に「師弟関係」にあった野村克也監督が率いる楽天が獲得に乗り出すことを決めたようなりよ。

楽天は高津投手がメッツを解雇された時点で補強候補の一人に上げていたなりが、当初は巨人を解雇されたブライアン・シコースキー投手をストッパー候補と考えていたため、それほど高津投手には熱いアピールをしてこなかったなりね。ところが、一度は入団が決まりかけたシコースキー投手が楽天でのプレーを拒否したことで事態は急変。今年のストッパーがまだ確立されていない不安な状況が続いているため、日米で素晴らしい実績を持つ高津投手に白羽の矢を立てたわけなり。

スポーツニッポンによると、高津投手自身も日本球界復帰を視野に入れている上に、野村監督について「本当の恩師。いい人に出会えた」と今でも感謝していることから、楽天から好条件のオファーが出されれば入団の可能性は高いようなりよ。楽天側は、現在は野村監督のゴーサインを待っている状態なりが、一人でも優秀な実績のある選手が欲しい楽天なので、野村監督もまさか「要らない」とは言わないのでは。

ヤクルト時代に通算525試合に登板、35勝39敗260セーブ(289セーブポイント)、防御率3.13と、ストッパーとして圧倒的な成績を残した高津投手。楽天に入団すれば投手力がグッと底上げされ、スタイルが確立できないまま惨敗に終わった昨シーズンのようなことは無くなるはず。決して侮ることのできないチームへと変貌することは間違いなさそうなりね。今後の交渉の推移を見守りたいなり。

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