4月スタートのフジ系ドラマに「ブスの瞳に恋してる」が決定。

2006/01/23 14:24 Written by コ○助

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まだ「冬ドラマ」も始まったばかりではあるなりが、各局からチラホラと4月スタートの「春ドラマ」の話題が伝わってきているなりよ。まだ目玉になるような作品の名前は挙がっていないなりが、フジテレビが火曜22時枠で放送する、ちょっと話題になりそうなドラマの概要が明らかになったのでご紹介しておくことにするなりね。

今回明らかになったのは、SMAPの稲垣吾郎が主演する「ブスの瞳に恋してる」。タイトルから連想される通り、「ブス」なヒロインに恋をした男の物語になるなりね。どこかで聞いたことがある話なりが、これは森三中の大島美幸との恋愛、結婚で話題となった放送作家の鈴木おさむ氏のエッセーをドラマ化したもの。鈴木氏は「SMAP×SMAP」や「めちゃ×2イケてるッ!」などを担当する売れっ子の作家なりが、決して美しいとはいえない(失礼!)大島美幸にベタぼれなのは有名な話なりよ。ドラマでは「ブス」は森三中の大島美幸を、主人公は鈴木おさむ氏を想定したものとなるようなり。

ドラマ化にあたり、「ブス」のヒロインの選定にはこだわりがあったようで、関西テレビの重松圭一プロデューサーは「(従来のドラマは)女性側がブスでも、演じるのは美人の女優さんで常々違和感があった」(サンケイスポーツより)と、あえて本当に「ブス」な女性をキャスティングすることにしたのだとか。そこで白羽の矢が立ったのが、ヒロインンのモデルとなっている大島美幸と同じ森三中メンバーの村上知子。本人も「ついにブスの時代が来たなと、初めてブスで良かったと思いました」(サンケイスポーツより)と大喜びのようで、「ブス」役を演じることを楽しみにしているようなりよ。

稲垣吾郎と森三中の村上知子。この主演ツートップだけ聞くと、ややドラマとしてのインパクトが弱い感じもするなりが、注目すべきは脚本をマギー(児島雄一)が担当すること。マギーといえば、舞台の世界で圧倒的な人気を誇っていたジョビジョバ(現在は活動休止中)のリーダーにして、映画の世界にも活動の場を広げている人物。脚本を担当した「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」の出来はともかく、ジョビジョバの舞台劇を映画化した「スペーストラベラーズ」(監督:本広克行)のような世界観が作り上げられれば、「ブスの瞳に恋してる」もかなり期待して良いかもしれないなりよ。ちなみに、連続ドラマの脚本を手がけるのは、これが初めてとなるなりね。

演出は「僕の生きる道」や「僕と彼女と彼女の生きる道」、「アットホーム・ダッド」「がんばっていきまっしょい」などで知られる三宅喜重氏が担当。火曜枠のドラマではすっかりおなじみの演出家なりね。ストーリーやキャスト、脚本、演出を総合的に考えると、「アットホーム・ダッド」や「鬼嫁日記」のようなテイストに近くなりそうな感じなりか。どのようなドラマになるのか、楽しみにしておくとするなり。

☆現在までに判明している2006年「春ドラマ!」
火曜22時 「ブスの瞳に恋してる」(主演:稲垣吾郎)フジテレビ系
木曜21時 「渡る世間は鬼ばかり」(主演:泉ピン子)TBS系
金曜21時 「富豪刑事2(仮)」(主演:深田恭子)テレビ朝日系

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