アメリカでの生活は車社会の上、いたるところにあるのが高速道路。しかも日本のように入り口に料金所があるワケでもなく、日本から遊びに来た友人いわく
「道を走っていても、一体どこからどこまでがハイウェイなのか気をつけていないとまったく気がつかない」
そうで、確かに手軽だしウォール真木のような主婦でも買い物だの何だのと、毎日のように利用しているのです。
ところでその高速道路、不思議なもので時々とんでもないものが転がっています。実際に目撃しただけでも段ボール箱、椅子、ミシン、スーツケース……と、これら異物が車線の真ん中にある場合もあり、本当に危険です。実際これが原因で大事故になる場合もありますから、ハイウェイをパトロールする警察が気をつけて点検しているそうなんですけど……。
チャールズ・G・ジェットチックさん81歳。彼も高速道路に落ちた異物が原因で、不幸にも命を落としてしまった男性です。しかもジェットチックさんの場合、なんと運転中に頭上の陸橋からタイミング悪く落下したモノが、フロントガラスを突き抜けてしまったというから、最悪。
陸橋から落ちてきたモノ。これがなんと大型犬だったのです……。30キロ以上あるゴールデン・レトリーバで、なぜかハイウェイにまぎれ込んでしまったらしく、走り抜ける車を避けようと陸橋から足を踏み外してしまった模様。もちろんこの犬も可哀想に命を落としてしまいました。
偶然の重なったこの不幸。ジェットチックさんと犬のご冥福をお祈りいたします(涙)。