困ったとき、道に迷ったときには「EZナビウォーク」。コ○助を含め、そんなauユーザーは意外なほど多いなりよ。「EZナビウォーク」は「乗換えの必要なルートの時は乗換え最適ルートを表示し、最寄り駅からは音声と地図で目的地へトータルナビゲーション」してくれるサービス(公式ページより)。自分の現在地が画面の地図上に表示され、目的地へのルートを分かりやすく教えてくれるサービスなりね。コ○助は初めて行く街に降り立ったときには、だいたい「EZナビウォーク」のお世話になっているなりよ。ちょいちょいと簡単な操作で目的地への行き方が分かるのは、非常にラクチンなりね。
ただ、ひとつ面倒だったのは、目的地の地名などの情報を自分で打ち込まなければならなかったところ。それほど入力項目が多いわけでは無いなりが、ふとルートを検索したいと思い立ったときに、若干のわずらわしさが伴っていたのは事実なりね。これがもう少し簡単になったらなぁ、と思うこともしばしばだったなりが、そんなコ○助のわがままを解消してくれるようなサービスが登場したなりよ。それは「声de入力」。KDDI研究所が開発した「音声特徴情報抽出ソフトウェア・音声認識エンジン」をベースに提供されるスグレモノのサービスなり。
「声de入力」の具体的なイメージは次のとおり。
[乗換検索の場合]
例)端末に向かって「東京から大手町まで15時に出発」と、出発地と到着地、時刻を発声。自動的に音声を解析し、乗換検索の結果を表示してくれる。文字入力は不要。
[目的地検索の場合]
例)端末に向かって「飯田橋の図書館」と目的地を発声。自動的に音声を解析し、ルートを表示してくれる。
いずれも文字を手で打ち込むよりは、数段スピーディに検索ができそうなりよね。特に追加料金が必要なわけではないので、このサービスはユーザーにとっては嬉しい限り。音声認識の精度はそれほど高く無いようなりが、補助的な入力に使うのであれば、問題ないレベルだというなり。
そんな「声de入力」の使い勝手について、早速ITmediaがレビューしているなりよ。気になる人もいると思うので、少し内容を見ておくなりね。
「記者の場合は、声で乗換検索では4分の3くらい、声で目的地検索ではさらにその半分以下の割合で正しく認識していた」
「発声終了から認識結果が返ってくるまでにかかる時間は、10秒弱といったところ。この時間を待つよりキー入力したほうが早いと感じる人もいるだろうし、認識精度に対する満足度も人それぞれだろうが、記者は使ってみたいサービスだという印象を受けた」
「例えば乗換検索の場合、入力する項目が複数あるため、アプリの入力窓とキー入力画面を何度も切り替えながら入力しなくてはならないが、それを1操作で行える手軽さは魅力的だ」
ということで、精度にはやや難があり、解析時間がやや長いものの、入力項目がひとつのアクションで埋められる手軽さは魅力的のようなりよ。現時点では「欠かすことのできない機能」とまでは言えないなりが、「無いよりはあったほうが良い機能」とは言えそうなりね。
auユーザーの人は、まずはお試しあれ。