日本初の「ワンセグ」対応ノートパソコン「VAIO type T」発表。

2006/01/06 16:10 Written by コ○助

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4月1日から本放送がスタートする携帯機器向けの地上デジタル放送「ワンセグ」。これまでauから三洋電機製の「W33SA」、NTTドコモからパナソニック・モバイルコミュニケーションズ製の「P901iTV」が発表されているため「携帯電話向け」のイメージが先行しているなりが、厳密には「携帯機器向け」のサービスなので、携帯電話に限ったサービスではないなりよね。もちろんiモードやEZwebといったWebサービスや、GPSとの連携といった従来の放送の枠組みとは異なる各種サービスは携帯電話ならではと言えるなりが、「ワンセグ」の番組受信に限れば、当然ほかのモバイル機器でも十分に任を果たすことができるなりよ。

そんな「ワンセグ」に対応した、日本初のノートパソコンがソニーから発表されたなり。ソニースタイルの限定モデルとして発売されるのは「VAIO type T OWNER・MADEモデル」。通常販売されている「VAIO type T」をソニースタイルで購入する際に、オプションとして「ワンセグ受信用チューナー」を選択することできるようになったもので、テレビ番組の視聴のほかに、天気や番組関連情報などのデータ放送受信、さらには内蔵HDDへの録画にも対応しているなりよ。

どのようなスペックなのか、簡単にまとめておくなりね。

[VAIO type T ワンセグ対応モデル(最小構成)]
・11.1インチのクリアブラック液晶を搭載
・ワンセグの録画時間はHDD 40GB搭載で約88.5時間、60GBで約226時間、80GBで363.5時間。
・メモリースティックPro(Duo)、SDカード/MMC、FeliCaに対応
・バッテリ駆動時間は約6.5時間〜9時間。
・本体重量は約1.25キロ。
・発売開始は1月14日から、価格は165,000円前後〜。
・本体色はブラック、ホワイト、カッパーの3色。1,000台限定のプレミアムブルーも。

「ワンセグ」対応の携帯電話では録画に関して不透明な部分(録画時間や著作権管理)が多いなりが、あらかじめHDDが搭載されているノートパソコンならば何の心配もなし。バッテリ駆動時間も比較的長めなので、テレビを存分に楽しむことができそうなりよ。長距離の移動が多い人などは重宝しそうなりよね。

「VAIO type T」がイレギュラーなモデルなのか、今後メーカー各社から同種のモデルが登場するのかはまだ分からないなりが、ノートパソコンでテレビ視聴というニーズは確実に存在しているだけに、この手のモデルが花開くことに期待したいものなり。

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