マイクロソフト、Xbox 360用HD DVDドライブ投入を正式発表。

2006/01/05 17:28 Written by コ○助

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昨年12月、大々的なプロモーションの末に「Xbox 360」を発売してから1週間も経たないうちに、毎日新聞が報じた「HD規格に対応した次世代機を来年(=2006年)発売する」という話。「Xbox 360」を購入したユーザーのみならず、ゲームに関心のある多くの人から「マイクロソフトは何をやってるんだ?」と疑問の声が上がるほど、衝撃的なニュースだったなりよね。ゲームメディアも現行のDVDからHD DVDにチェンジするのではとの噂もあり、マイクロソフトの戦略の不透明さに批判が殺到していたなりよ。

この報道に対し、マイクロソフトは「米国でも日本でも、Xbox 360への次世代DVDドライブ搭載の可能性に関して、いかなる発表も行なっていない」「次世代DVDドライブを搭載したXbox 360を発売する予定は今のところない」(インプレスより)と明確に否定。すでに購入したユーザーは無駄な投資をしなくて済むとホッと胸をなでおろし、毎日新聞の飛ばし記事ということでとりあえずの収束を見たなりね。

そして迎えた1月5日。アメリカ・ラスベガスで開催中の「CES(Consumer Electronics Show)」でのビル・ゲイツの基調講演において、「Xbox 360」のHD DVD対応についての発表があったなりよ。簡単に要点をまとめておくと。

・外付けのHD DVDドライブを年内に発売する予定。
・本体への内蔵はせず、あくまでも周辺機器として提供。
・価格や発売日、細かい仕様は未定。
・ゲームタイトルは今後もDVDで供給。
・HD DVDビデオタイトルの再生も可能。

ということで、詳しい価格や日本での発売時期は未定ながら、外付けのドライブが発売されることが年内にもお目見えすることが発表されたなりね。ゲームメディアはDVDで供給され続けるようなのでユーザーの懸念は払拭されそうなりが、逆にそうなるとHD DVDドライブの価値が弱いのが心配なところ。ユーザーの食指が動くかどうか、微妙な雰囲気なりよ。

年内に外付けドライブを用意できるならば、最初から本体に内蔵したモデルを投入すれば良かったのでは、との声も聞こえてきそうな「Xbox 360」。果たして今後どうなってしまうのか。まだまだ目が離せないなりね。

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