広告出演料が高騰、旋風巻き起こす「インドのシャラポワ」。

2006/01/05 11:26 Written by コ○助

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本業のテニスのみならず、いまやハリウッドスター並のセレブな活躍を見せる女子テニス界のスーパースター、マリア・シャラポワ。ここ2〜3年で瞬く間にスターダムを駆け上がり、日本を含めた世界の広告に引っ張りだこなりが、だからと言ってビジュアル先行ではないのがシャラポワの凄いところなりよね。昨年12月に発表された最新のWTA(Woman Tennis Association)ランキングでは、リンゼイ・ダベンポート(アメリカ)、キム・クライシュテルス(ベルギー)、アメリー・モーレスモ(フランス)に次ぐ4位。かつて頂点を極めたシャラポワにとっては現在の位置は不本意かもしれないなりが、それでも世界の5指にはしっかりと入っているなりよ。

そんなシャラポワと同じような道を歩み始め、「インドのシャラポワ」と呼ばれている選手がいるなりよ。その名はサニア・ミルザ。テニスのテニスに詳しい人ならばもう誰でも知っているほど、躍進を続けている美少女なりね。女子テニスの世界でインド出身のトップ選手はこれまで皆無。それだけに突然現れた「インド発」のスター候補生は、強烈な輝きを放っているなりね。

サニア・ミルザは1986年11月15日生まれの19歳。6歳からテニスを始めたミルザは、16歳になった2003年にプロ選手となり、翌年の2004年末の世界ランキングは169位。まだ数多いる選手の一人でしか無かったなりが、昨年からメキメキと頭角を現し始め、わずか1年で34位まで躍進しているなりよ。タイム誌の恒例企画「2005年度 アジアのヒーローベスト50」にも選出されており、今後さらなる活躍が期待される選手なりね。

ミルザが「インドのシャラポワ」と呼ばれる由縁は、シャラポワばりの急カーブでの成長もさることながら、母国インドをはじめとして世界が注目するのはそのルックス。まだあどけなさが残る顔立ち、オシャレなファッション、そしてトレードマークの鼻ピアスと、これまでのインド人の常識を覆したスポーツ選手として脚光を浴びているなりね。そのため、シャラポワのように、インドのみならず世界中の企業から広告の出演依頼が殺到。出演料が高騰しているというなりよ。

フジサンケイビジネスアイによると、現在すでに広告に起用されているのはインドの携帯電話事業者「タタ・インディコム」、紅茶世界2位の「タタ・ティー」、国営石油大手「ヒンダスタン・ペトロリアム」といった多くの地元企業のほか、イタリアのスポーツ用品「ロット」、オーストリアのスポーツ用品「ヘッド」、さらにはアジアの大手自動車メーカーも契約に動いているというなり。テニスでの実力を発揮し始めてからわずか1年でこれだけのスポンサーを付けるあたりは、「インドのシャラポワ」と形容しても間違いではなさそうなりよ。

とはいえ、世界ランクはまだ34位。これから目指す先には世界に名だたる強豪がひしめいているだけに、本当の意味での「インドのシャラポワ」になれるかどうかは、今後のテニスでの活躍次第。大きな大会にはコンスタントに出場しているようなので、ぜひ今年はサニア・ミルザに注目してみて下さいなり。

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