「世界の七不思議」と聞いて、どんなものを思い浮かべるなりか? しっかりと7つ上げろと言われたら難しそうなりが、コ○助は昔から「イースター島のモアイ像」や「ナスカの地上絵」がそれだと信じて疑わずにいたなりね。「不思議」という以上、「どうしてこんなものを作ったのか」「どうやって作ったのか」という疑問が解決できない神秘性を持つモノこそが「世界の七不思議」だと思うので、件の「モアイ」や「地上絵」を思い浮かべるわけなりが、厳密には「世界の七不思議」にもいろいろとあるようで、コ○助が信じてきた「世界の七不思議」は正解ではなかったなりよ。
一般的に「世界の七不思議」と言ったときに指すのは、選者がハッキリしており、かつ歴史的に最も古い「七不思議」である「古代の七不思議」の場合が多いようなり。「古代の七不思議」は紀元前200年頃の数学者フィロンが記した「世界の7つの景観」という書籍に基づいたもの。さまざまな「世界の七不思議」を集めたサイト「
七不思議の世界」によると、次のようなものだというなり。
[古代の七不思議]
・ギザのピラミッド(エジプト)
・バビロンの架空庭園(イラク)
・アレクサンドリアの大灯台(エジプト)
・ロードス島の巨像(ギリシャ)
・オリンピアのゼウス像(ギリシャ)
・エフェソスのアルテミス神殿(トルコ)
・ハリカルナッソスの霊廟(トルコ)
聞けば、「あぁ、なるほど」と思うもの。現存するのは「ギザのピラミッド」のみで、あとは書物の中でしか姿を見ることができないなりが、その名前くらいは聞いたことがある人も多いのではないかと。ただ、コ○助が思い浮かべていたような「モアイ像」や「ナスカの地上絵」のようなものは、また別の「七不思議」になるようなりよ。
さて、そんな「世界の七不思議」。世界遺産の登録事業などを行っているユネスコが、21世紀版の新しい「世界の七不思議」を選ぼうという試みを5年前から行っているなりよ。インターネットで投票できるようになっており、すでに1,900万もの票が集まっているなりが、たくさんの候補の中から21の建造物に絞り込まれ、1日に最終候補が発表されたなりね。中国の「万里の長城」やイタリアの「ピサの斜塔」、そしてコ○助がずっと「七不思議」だと信じていた「イースター島の巨石群」などなど、多彩なラインアップとなっているなり。
日本からも投票ができるのでぜひ投票を……と思ったなりが、1月4日午前2時現在、サーバがダウンしているのか、全く繋がらない状態なりよ。もし興味がある人は、何度かアクセスを試みて、投票してみて下さいませ。