オーナー高齢化に対処、ローソンが24時間営業を一部廃止へ。

2005/12/28 16:26 Written by コ○助

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今でも地方に行けば早い時間に閉店するコンビニは珍しくないなりが、都市部ではすっかり見かけることが少なくなった「24時間営業ではない」コンビニ。日々コンビニを利用する夜型生活者のコ○助としては、もう24時間営業なのが当たり前、そうでなければ生活が成り立たないレベルにまでどっぷりと生活に溶け込んでしまっているなりが、コンビニ業界では近年、「オーナーの高齢化問題」が深刻になりつつあり、その影響で24時間営業を見直す動きが出てきたなりよ。

朝日新聞によると、コンビニ業界2位のローソンの新浪剛史社長が「24時間営業の一部廃止」の方針を明らかにしたようで、その理由について、次のように説明しているなり。

・高齢化が進む加盟店オーナーに「体力的につらい」との声が強まっている。
・これらの声を受け、今春から24時間営業の見直しを検討していた。
・寒冷地で冬季の深夜営業をやめるなどの案を検討中。
・来年度に実験店を設け、本格的に廃止に踏み切るのは2年後をめど。

1975年に設立したローソンは当初、加盟店のオーナーは30〜40代が中心だったなりが、設立から30年が経ちオーナーたちも高齢化。24時間営業に対する体力的な問題と、人員確保の難しさなどから、次第に「24時間営業しなくても良いのでは」との声が高まってきたというなり。確かに、深夜店員が暇そうにマンガを読んでいるだけのコンビニも見かけることがあるので、すべて横並びで24時間営業である必然性はないかもしれないなりね。まあ何かあったときに、いつでも買い物ができる安心感が無くなるのは、利用者的には辛いところではあるなりが。

オーナーの高齢化は、24時間営業云々の話では止まらず、後継者がいなければ閉店せざるを得ないという状況を生むことに繋がるなりよ。すでに国内のコンビニは飽和状態にあることから、以前ほど脱サラなどでコンビニ経営に乗り出す人が少なくなっており、いかに高齢化したオーナーを廃業に追い込まずに営業を継続させていくかが課題となるなりね。これはローソンのみならず、どこのコンビニも対処していかねばならない大きな課題。同じような動きがライバルからも出てくるかもしれないなり。

今は当たり前のように24時間営業の恩恵を受けているなりが、そう遠くない将来、「24時間営業ではない」コンビニがごくごく当たり前の光景になる……ということも有り得ない話ではなさそう。コンビニ無しでは生きられないコ○助としては、コンビニ業界の行方が気になるところなり。

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