まだ続くオリックスの大補強、タフィ・ローズ外野手を獲得へ。

2005/12/28 08:23 Written by コ○助

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通算514本塁打の実績を持つ日本を代表するスラッガーの清原和博内野手。かつて「浪速のホームランアーチスト」と呼ばれた通算307本塁打の中村紀洋内野手。この「NK砲」の獲得により、来季はパ・リーグ随一の超強力打線になると見られているオリックスなりが、補強の手は休むことなく、次のターゲットに狙いを定めているようなりよ。清原選手と同様、今季で巨人を戦力外となったタフィ・ローズ外野手の獲得に乗り出しているとサンケイスポーツが報じているなりね。もし獲得が実現すれば、中村選手ともども「古巣」への復帰となるなり。

ローズ選手は2003年オフに近鉄から巨人に移籍。移籍1年目の2004年は球団やファンの期待に見事に応え、打率.287、45本塁打、99打点。立派に主砲の役目を果たし、今季も当然主砲としての活躍を期待されていたなり。ただ、右肩痛の影響もあって打率.240、27本塁打、70打点と不本意な成績に終わり、また、怠慢なプレーも目立つようになっていたことから、5億4,000万円に見合わないと球団が判断。チームの若返り方針もあって戦力外通告を受けていたなりよ。ローズ選手は現在右肩痛の治療のためにアメリカに帰国中なりが、2月のキャンプの時期には万全の状態に戻りそうとの見通しであることから、オリックスは獲得にゴーサインを出したなりね。

歴代助っ人史上最多の通算360本塁打の実績を持つローズ選手の獲得には、阪神や横浜などの球団も動くとの噂があったなりが、高年俸が災いしていずれも立ち消えとなっていたなり。オリックスも当初から獲得に乗り出すとは見られていたなりが、相次ぐライバルの撤退により状況が好転したことも手伝って、最終的には年俸2億5,000万円+出来高払いあたりで契約がまとまりそうなのだとか。今季はケガやモチベーションの低下が指摘されながらも、8月時点で27本塁打を放っているのは、まだまだ力が衰えていないことの証明。ケガさえ完治していれば、再び40本塁打以上を期待することもできそうなりよ。何よりも、ローズ選手の気心の知れた巨人時代の同僚の清原選手、近鉄時代の同僚の中村選手がいることも、環境的には最高の条件が整っていると言えそうなり。

オリックスはローズ、中村、清原の強力クリーンアップに加え、今季もそこそこの働きを見せたブランボー外野手(打率.270、17本塁打、51打点)とガルシア外野手(打率.305、21本塁打、58打点)もいるし、今季は不振ながら復調すれば怖い谷佳知外野手や北川博敏内野手らもいるので、打線の厚みは驚異的なりよね。まあポジションが若干かぶるので、調整が難航しそうではあるなりが、誰かがケガで離脱したとしても、強力な打線を維持できるだけの戦力は整っているなりよ。

ロッテからダン・セラフィニ投手(11勝4敗、防御率2.91)を獲得したことで、巨人に移籍したJP投手(14勝12敗、防御率3.51)の穴は埋めたと見ても良さそうなりが、投手陣が他球団に比べて弱いのは明白なだけに、いかに超強力打線がそれをカバーできるかが来季のオリックスの見どころなりね。いずれにしても、今季のような低迷はしないはず。パ・リーグの台風の目となって、シーズン通して話題を提供して欲しいものなり。

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