12月に入り、テレビCMやバナー広告などで目にする機会が多かった「トヨタ、ミュージックプレイヤー発売」のCM。「なぜトヨタがミュージックプレイヤーを？」。そんな疑問を抱いていた人は少なくないと思うなりが、26日に、ついに「ミュージックプレイヤー」が正式に発表され、そのベールを脱いだなりよ。

発表されたのは、若者を中心に絶大な支持を受けている人気車種「bB」。あれ、普通に新車が発表されただけ……と思ったら大間違い。この「bB」、「クルマ型Music Player」をコンセプトに開発された、音楽を楽しむためにさまざまな工夫が凝らされた、まさに「ミュージックプレイヤー」な車なりね。その特徴を簡単にまとめておくことにするなり。

・最新のサラウンドDSP技術を駆使、迫力のあるサウンド空間を実現。
・室内全体に9つのスピーカーを配置。
・携帯型オーディオプレーヤーを接続可能な外部入力端子付き。
・室内の11か所に、音と連動して明滅するイルミネーションを配置。

全体的に、室内はDJブースのようなイメージで作り込まれており、音と連動するイルミネーションにこだわりがあるようなりよ。また、ウーファーも搭載しているので本格的な音響を楽しむことができるのが大きな特徴。改造車ではこの手の車をよく見かけるなりが、メーカー純正の車としては、かなり珍しいタイプの車と言えそうなり。

ちなみにこの「bB」。フロントシートには座面が約8センチほど沈み込む新開発の「マッタリモード機能付きフロントシート」を採用しているなりよ。マッタリモードとは何ぞや、ということで調べてみると、なんとこのモードを選ぶと車の外から車内の様子が見えなくなるというなりね。きゃー！　なんてイヤラシイ！（笑）。

若者に受けそうな機能満載の新型「bB」。価格も134万4000円からと比較的お手頃なので、興味ある人はぜひ販売店でチェックしてみて下さいませ。