あるファミリーが作った「ゴジラ級」の巨大雪だるま。

2005/12/21 13:51 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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「物事をやり始めると止まらない性格」。ウォール真木もこの人種に入ると自覚しています。最近ハマったのがクッキー作り。クリスマス近くになると、お菓子を焼いて近所の人や、お世話になっている人たちにプレゼントとして渡すのですが、これが今年初めて挑戦するプロジェクトだったのです。それにしても娘たちの学校の先生や、両隣の家族、いつも遊んで頂く友人たち……、数えてみると差し上げたい人は結構いるものです。さあ、そうなると止まらない(笑)。

結局ここ数週間で使用した材料は、小麦粉7キロ、砂糖3キロ、砂糖も3キロ、その他いろいろと大量(笑)。で、もう量としては足りているのに一種類作ると他にもチャレンジしてみたいのが常じゃありませんか。チョコレート・チップ、紅茶クッキー、抹茶味、と留まるところを知りません。誰がこれを全部食べるのでしょう?もう、見て見ぬフリをしています。ううう……。

さて今回ご紹介するのは、アラスカ州にお住まいのビリー・パワーズさん。この方も絶対「やり始めると止まらない」タイプです。なんでも、1ヶ月前子供たちと自宅の前庭で雪だるまを作り始めたのですが、これがとんでもない結果に……。

なんとパワーズさん一家の雪だるまは、それ以降もどんどん彼らの手によってサイズ・アップ。最後には16フィート(約4.8メートル)もの巨大「ゴジラ級」スノーマンになってしまったのです。なんでも自分の庭にある雪だけでは足りず、近所中の雪をソリで搬送しては足していったのだとか……。

しかし何故ここまで大きなスノーマンを作ったのでしょう。実はワーズさんが最初にちょっと大きめの雪だるまを作ったところ、わざわざ見物しに来る人がいたのです。そしてさらに大きくしたらもっと見に来る人が増え、さらに大きくすると……、といういわゆるスノーボール効果ですね。

結局人々を楽しませるために、どんどんスペクタクルにする羽目に。あー、オーディエンスが付くとさらに燃えるというキャラクターの典型です。その性格、よく判ります、判りますとも(笑)。

ちなみにこの巨大雪だるま。実に頑丈に雪を固めてあるそうで、ほとんど氷に近いそうです。パワーズさんはスノーマンの腕を取り付けるのに、電気ドリルで穴を開けないといけなかったとか。

シルクハットにマフラーという愛嬌のあるパワーズ家の巨大スノーマン。春になるまで、きっと道行く人を楽しませてくれることでしょうね。

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