ドジャースの中村紀洋内野手、オリックスへの入団が内定。

2005/12/15 08:43 Written by コ○助

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今年1月、オリックスと合併して消滅した近鉄からポスティングシステムでドジャースへの入団を決めた中村紀洋内野手。長年パ・リーグの「顔」として、日本を代表するスラッガーとして活躍してきた中村選手なりが、2002年オフにFA権を行使した際のメッツとの「ドタキャン騒動」も影響したのか、ドジャースとはマイナー契約、年俸も近鉄時代の10分の1程度という屈辱的な内容だったなりよ。それでも中村選手は自ら公言してきたメジャーへの夢を叶えるために渡米。メジャー昇格を目指してキャンプに臨んだなりね。

キャンプではポジションを掴むために激しい競争が待ち受けていたなりが、当初はプレースタイルに戸惑いを隠せずにいたものの、徐々にペースアップ。オープン戦では20試合に出場、44打数14安打、打率.295、3本塁打(チーム1位タイ)、8打点(同3位)という成績を残し、開幕メジャー入りが確実視されたなりが、残念ながらマイナー行きを通告され、中村選手は「納得できない」「オファーがあれば日本も含めて考えたい」と、日本球界への復帰を示唆する発言も飛び出していたなりよ。開幕の頃から、徐々にドジャースに対する不信感が芽生えていたなりね。

ただ、そこで腐らずに気持ちを切り替え、マイナーでのプレーを続けた結果、早くも4月10日にはメジャーに昇格。4月29日にはメジャー初打点を挙げるなど、中村選手自身もメジャーでの手応えを感じていたようなりが、5月9日には再びマイナー行きが通告され、その後再びメジャーに昇格することなくシーズン終了。今季のメジャーでの成績は17試合に出場し、打率.128(39打数5安打)、0本塁打、3打点と寂しい結果に終わってしまったなり。ちなみにマイナーでの成績は、101試合に出場し、打率.249、22本塁打、67打点。やはり日本での成績に比べると物足りない結果と言えるなりよ。

シーズンも終盤に差し掛かった頃、中村選手は「誘われているうちが華だし、日本の球団からそういう話があれば考える」と来季の日本球界復帰を示唆していたなりが、実際に獲得に動いたのはオリックス。同じく獲得を狙う清原和博内野手とのコンビで、派手な打線を組もうと中村選手にオファーを出していたなりよ。提示した条件は2年契約で、総額4億円(年俸2億円)+出来高払い。中村選手もこの条件を受諾し、入団が内定したというなり。清原選手には年俸3億円を提示したという話がチラホラと出ているなりが、オリックスはお金持ちなりね(笑)。外部から獲得する選手にはポンポンとお金を払うことが、ほかの選手のモチベーションを下げることにならなければ良いなりが……。

近鉄時代には年俸5億円に比べれば、2億円という数字は寂しいものがあるなりが、それでも球界全体から考えればかなり高額な部類。それだけオリックスが期待を寄せていることの現れでもあるなりよね。メジャーには通用しなかったとはいえ、日本ではまだまだ活躍できるはず。来季はオリックスのけん引役として、ホームランを量産する姿を見せてくれそうなり。

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