1971年に大阪府箕面市に日本1号店がオープンしたミスタードーナツは、来年で創業35周年。2002年に発覚したいわゆる「肉まん問題」のダメージを受け、長年積み上げてきたブランドイメージはすっかり地に落ちてしまったなりが、まだ完全にはダメージを回復できていないものの、徐々に元気を取り戻しているようにも見えるなり。2004年4月からイメージキャラクターに起用されている相武紗季のコミカルなCMも可愛らしく、イメージ回復に一役買っているなりよね。来年の35周年にはさまざまなキャンペーン展開で一気に業績もイメージも回復を……と計画しているようで、まずはそのキャンペーンの第一弾が発表されているなりよ。

来年1月11日からスタートするのは、ミスタードーナツとリカちゃんがコラボした、従来のキャンペーンとは一線を画すもの。35年前、創業時にミスタードーナツの店員が着用していた制服をリカちゃんが着た、7,000体限定のプレゼントキャンペーンなり。タカラの担当者がミスタードーナツのファンだったことから実現した企画のようで、単に制服を着ているだけではなく、ドーナツやグラスが載ったお盆を手に持っているオマケ付きのようなりよ。

このリカちゃんは7,000体限定と、全国展開しているミスタードーナツにしてはかなり少ない数量しか提供されないため、リカちゃんファンを中心に争奪戦は必至。どのようにすれば手に入るのか、その方法を確認しておくなりね。

1.300円ごとにミスドカードを1枚プレゼント。
2.スクラッチの「はずれ」を5枚集めて応募すると、抽選で「ミスタードーナツ 35thリカちゃん」が当たる。
3.ミスドカード8枚、もしくは「当たり」が出た場合にはリカちゃんがプロデュース（？）のオリジナルバッグ（70年代風）をプレゼント。

最低でも1,500円分のドーナツを買ってミスドカードの「はずれ」を5枚を集め、それを1口にして初めて応募できる、という流れなり。コレクターにしてみれば、「当たり」が出たほうがガッカリというヘンテコなキャンペーンなりね。

35年前の制服は白とオレンジのミニワンピースと帽子というスタイル。今の制服に比べると、逆に新鮮な感じがしてなかなか良い感じなりよ。レトロフューチャーとはちと違うなりが、いかにも70年代ぽい雰囲気がウケそうなりね。何よりもキャンペーンに登場する相武紗季のミニワンピース姿が相当可愛い……（笑）。

リカちゃんファンのみならず、プレミアモノに弱い人は、ぜひミスタードーナツのキャンペーンにチャレンジしてみて下さいませ。