「ディック通り」の住民が改名を希望する、その理由とは。

2005/11/23 13:21 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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以前narinari.comでもご紹介したことのあるインターネットの検索サイトに、アメリカ中のストリート名を検索できるというモノがありました。これによると、全米にはいろいろと面白い名称の道がありまして。例えば "Maki" と付くストリートもあれば、コ○助の名前を連想させる "Komar"(コマール)という道路もアリ。あと面白いので "Komachin" というのもありましぜ(笑)。

さて、カルフォルニア州はウエスト・ハリウッドにある高級住宅街。ここにお住まいのマイケル・フィスクさんは、今自分の家のある通りの名前を改正してもらうと、住民運動を繰り広げている人であります。

その問題の通りの名は「ディック通り」。男性の名前が由来と思われますすが、コレといってトラブルを引き起こしそうな名称じゃありません。実際これと同様の名前はアメリカ中にゴロゴロしていますしね。

ところがこの「ディック」。こちらであまり大声では連呼すると恥ずかしい意味合いがあります。実はスラングで男性器のことを刺すんですね。なのでフィスクさんがこの住所に4年前に引っ越して来てからというもの、

「アドレスをお教え下さい」
「……『ディック通り』です」
「ぷっ(笑)」

みたいな会話が何度もあったに違いないです、はい。そこで彼は隣人の署名を集めて市に改名を申請。行政機関は「手続きが面倒」という理由で、それほど乗り気じゃないそうなんですが(笑)。

ちなみに先のストリート名検索サイトで、アメリカには一体いくつの「ディック通り」を調べてみたところ、ゴロゴロ出てまいりました。中には "Bloody Dick" (「血まみれの……」)なんて、おぞましい名前まであったりして、ちょっとビックリです。

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