渡辺謙、ハリウッド次回作はアクションアドベンチャー映画。

2005/11/10 16:00 Written by コ○助

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トム・クルーズと共演した「ラスト サムライ」での成功以来、活動の場をアメリカに移し、ハリウッド映画への出演が続いている渡辺謙なりが、次に出演する作品もどうやらハリウッド映画になることが決定したようなりよ。日本の映画やドラマにもまた出て欲しいというファンからの要望は多いなりが、まだしばらくはハリウッドでの活躍が続きそうなりね。

次回作として出演が決まったのはウェズリー・スナイプス主演のアクションアドベンチャー映画「チェイシング・ザ・ドラゴン」。え……ウェズリー・スナイプスと共演なりか(笑)。コ○助は「ブレイド」シリーズでウェズリー・スナイプスにハマったクチなので、同じフレームにウェズリー・スナイプと渡辺謙が共存しているだけで嬉しいなりが、冷静に考えるとウェズリー・スナイプスの作品はいずれもB級アクション映画の類。これまで「ラスト サムライ」「バットマン・ビギンズ」「SAYURI」と順調にキャリアを積み重ねてきた渡辺謙にとって、この手の作品に出演することが決してプラスにはならないような気もするなりよ……。

そうは言っても、ひょっとしたらすごく脚本が良いとか、すごくほかの共演者が良いとか、B級テイストでは無い「何か」があるのかもしれないなりよね。eiga.comによると、ストーリーは「FBI捜査官ボー・モンロー(スナイプス)が、みすぼらしいアジアの女の子ソン(スー・チー)と共に、渡辺謙演じる冷酷な麻薬王ジミー・ジローを追って台湾に旅をする」というもの。共演者として名前が上がっているのはスー・チーなりか……。そもそもスー・チーはもう女の子という歳じゃないだろう、という疑問は今は伏しておくことにするなり。

スー・チーは「SEX&禅」(ほぼポルノ)のような作品への出演経験があるものの、ジャッキー・チェン主演の「ゴージャス」や台湾の巨匠・侯孝賢監督の「ミレニアムマンボ」、リュック・ベッソンがプロデュースを務めた「トランスポーター」などなど、有名作品に抜擢されることもある女優さんなりね。ただ、これまでのキャリアを振り返るとA級の女優というよりは、やはりB級の香りが漂う女優なりよ。コンスタントに海外の作品への出演経験があるにも関わらず、香港のB級アクション映画への出演を続けていることがイメージを下げている印象を受けるなり。

指揮を執るのはクリス・ナオン監督。よほどの映画ファンでなければあまり聞き慣れない名前なりが、ジェット・リー主演の「キス・オブ・ザ・ドラゴン」やジャン・レノ主演の「エンパイア・オブ・ザ・ウルフ」を撮った監督のようなり。後者は未見なので何とも言えないなりが、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」は個人的にはなかなかお気に入りの作品。ジェット・リーの作品の中では1,2を争うほど好きなので、その監督ならば少しは期待しても良いかもしれないなぁ、と希望の光を見つけた気分になってみるなり(笑)。でも、コ○助的には、ウェズリー・スナイプス、渡辺謙と好きな俳優が共演していて、過去作品が好きなクリス・ナオン監督が指揮を執る。これだけで十分期待して良さそうじゃないなりか。

B級映画、と言い切って良いのかどうかは分からないなりが、渡辺謙のこの選択が正しいのかどうか。早く観てみたいものなり。公開が待ち遠しいなりね。

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