J:COM、1080iと5.1chに対応した「ディスカバリーHD」を放送開始。

2005/10/29 04:31 Written by コ○助

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海外で制作された数々のドキュメンタリー番組を、24時間延々と放送している「ディスカバリーチャンネル」。コ○助をはじめ、ケーブルテレビやスカパー! の視聴者からは「必見のチャンネル」として熱い支持を受けているなりが、そんな「ディスカバリーチャンネル」がケーブルテレビ最大手のJ:COMの「J:COM TVデジタル」加入者向けに、1080iの映像(ハイビジョン映像)と5.1チャンネルのドルビーデジタルサラウンド音声の番組を放送する「ディスカバリー HD」を12月14日から開始することになったなりよ。

「ディスカバリーHD」は24時間、ハイビジョンでディスカバリーチャンネルが制作した番組を提供するチャンネル。これまでディスカバリーチャンネルが放送した番組を「ディスカバリーHD」向けに変換して放送するのではなく、新たにハイビジョンで制作された番組を放送するという、気合いの入ったチャンネルなり。世界各国でサービスを提供しているディスカバリーチャンネルなりが、すべてがハイビジョンのチャンネルはアジアでは初めてのチャレンジとなるなりよ。

現在判明している番組のラインアップとしては、全米のヒット番組、トラベル番組、ライフスタイル番組などがあるなりが、開局当初に放送される30本以上からなるシリーズの地球紀行番組「HDアトラス」には、総制作費6,500万ドル(約70億円)を投入したという力の入れよう。世界各地の建造物や文化遺産などをCGや衛星画像などを駆使して見せるほか、地球のダイナミズムを伝える、ハイビジョン映像ならではの迫力ある番組に仕上がっているというなり。70億円って日本では考えられない額なりね……。

ほかに放送が決定している番組は、次のとおりなり。

「世界の日の出」
暗闇の夜が終わり朝が来る…陸上、海中を問わず、地球を住処とする無数の生き物たちにとって、太陽が昇り始める日の出は自然の目覚まし時計だ。イエローストーン国立公園や、マサチューセッツ州の自然保護区など、全米各地の風光明媚な場所で、荘厳な夜明けのシーンを堪能する旅が始まる。自然の奏でるアンビエントな癒しの音楽を聞きながら、新しい1日の始まりを告げる最初の光を目にした時、昨日とは違う自分に出会う。

「バケーションホーム」
バケーションホームでは、ユニークなライフスタイルを持つ人々の家や個性的なバケーションの過ごす人々の別荘を詳しく紹介する。海に面した灯台のような家、山の上からすばらしい景色を見渡せる木の家など、それぞれの暮らしにあった極上の家、不思議な家に皆さんを招待する。お客さんになった気分でご堪能下さい。

「恐竜の惑星」
モンタナ州で発掘された、黒焦げの恐竜の骨から判明した西半球最大規模の火山噴火。当時の恐竜の生態をリアルCGで再現する。ヨーロッパでは、対力の移動により住む場所を移り変わった恐竜が、どのように新天地で進化を遂げていったのか、スーパーリアルCGで進化の謎に迫る。

いずれもハイビジョン映像ならではの美しさと迫力がありそうな番組。特に、自然を扱うドキュメンタリー番組でこそ、ハイビジョン映像は威力を発揮するので、コ○助的には「世界の日の出」がかなり見たいところなり。

まだJ:COM全体の約3割程度しか「J:COM TVデジタル」の加入者はいないようなりが、1契約で地上デジタル、BSデジタル、CS放送などを含めた約100チャンネルの放送が視聴できるのは魅力的なりよね。「J:COM TVアナログ」に比べると月額で1,000円ほど高いものの、ドキュメンタリー好きな人なら「ディスカバリー HD」を見るためだけに「J:COM TVデジタル」へとアップグレードしても良さそうな感じなり。J:COMユーザーの人は、ぜひご検討くださいませ。

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