NTTドコモの「おサイフケータイ」利用者、82%が「満足」。

2005/10/28 19:43 Written by コ○助

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世の中に複数のサービスが登場はするものの、なかなか本格的な離陸のきっかけを見つけられずにいた電子マネーなので、昨年7月にNTTドコモがFeliCaに対応した「おサイフケータイ」を開始した際にも、「コンビニで携帯電話を使って買い物する、というスタイルが普及するのか」との懐疑的な意見が根強かったなりよね。ところが、NTTドコモが強力にインフラの整備に乗り出していることも手伝って、都市部では次第に利用シーンが拡大。auやボーダフォンも追随し、いまや「おサイフケータイ」は携帯電話の標準機能としての道を歩み始めているなりよ。まだハイエンドの機種にのみ搭載されるケースが目立つなりが、かつてカメラ機能がそうであったように、すべての機種に搭載されるのはもはや時間の問題。そう遠くない将来には、9,000万の携帯ユーザーが「おサイフケータイ」を使いこなす光景が、ごくごく当たり前のものになりそうなりね。

「おサイフケータイ」の利用者は、ほかのキャリアに1年以上先駆けて導入してきたNTTドコモのユーザーが多いのが現状なりが、そんなNTTドコモの「おサイフケータイ」の機能が付いた端末を持つユーザー4,000人に対して、利用動向に関するアンケートをITmediaが実施したなりよ。興味深い内容なので、少し見ておくことにするなりね。

・「おサイフケータイ」を実際に利用していると答えたのは全体の28%。
・「利用したことはあるが現在は利用をやめている」と答えたのは3%に止まり、一度利用してみれば、その後も継続して利用する傾向が浮き彫りに。
・「利用している場所」は「コンビニ」が84%、「レンタルショップ」が25%、「自動販売機」が24%。
・利用経験者の満足度は、「すごく満足」「満足」が82%。そのうち99%のユーザーが機種変更後も「おサイフケータイ」を購入したいと回答。

というわけで、まだ端末に標準機能として搭載されていても、利用しているユーザーは約3割弱とやや寂しい数字に。まあ、今後「おサイフケータイ」が利用できる場所が増えていけば、ふとした時に「使ってみたい」と思うユーザーが増えるのは確実なので、それほど心配する数字でも無いなりか。

それよりも、一度でも使ってみたことのあるユーザーからは高い評価を受けているのが興味深いところ。次に機種変更した際にも「おサイフケータイ」を購入したいと考えているユーザーがほぼ100%という数字は、その味を知ってしまえば二度と抜け出ることができなくなる魅惑のサービスであることを裏付けていると言えそうなり。これから本格的に「おサイフケータイ」を展開していくauやボーダフォンのユーザーがそうなる日も近いなりよ(笑)。

「おサイフケータイ」を所持していながら、まだ「FeliCa」機能(電子マネー機能)を使ったことが無いユーザーは、ぜひ一度お試しあれ。

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