シュークリームにあんぱん、日本発のスイーツがハワイで大人気。

2005/10/27 05:48 Written by コ○助

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店の前を通るとあま〜い、あま〜い香りが漂ってくるシュークリームの人気店「ビアード・パパ」。「香りを漂わせて人を呼び込む」という、うなぎ屋作戦に釣られて思わず買いに行ってしまうスイーツ好きが後を絶たないなりが、そうした作戦が功を奏しているのか、雑誌やネットでの人気投票があると常に上位に食い込むほどの人気を獲得しているなりよね。現在は国内で150店舗以上展開しているほか、香港(6店舗)、韓国(9店舗)、台湾(2店舗)、シンガポール(2店舗)、中国(5店舗)、インドネシア(2店舗)、フィリピン(2店舗)とアジア各国に出店。さらに2004年3月にはニューヨークに進出、今年9月にはハワイのワイキキに出店するなど、海外展開を加速させているなりよ。

ニューヨークに進出(アッパー・ウエスト・サイド地区のニューヨーク76番街店)した際には「果たして日本発のシュークリームがアメリカ人の味覚に合うのか」と注目されたなりが、そんな懸念は何のその。オープン初日から行列ができる盛況ぶりだったなりね。1個1ドル25セントという安さ、もともと甘いモノが好きな国民性、シュークリームのシュー生地を日本から空輸するこだわりなどが総じてヒットの要因となったようなり。

当初の計画では2006年までに全米で50店舗を出店する予定だったようなりが、これはさすがにペースダウン。次の出店先をじっくりと選定していたようなりが、満を持してアメリカ2店目として、ワイキキのスーパー「フードパントリー」内に出店したのがハワイ店だったなり。ハワイでは昨年の秋から「アラモアナ・センター」の白木屋で3か月に一度の実演販売を行い、あまりの人気ぶりが現地で評判になっていたようで、行列するのは当たり前。平均待ち時間は1時間半、1人5個までの制限が付けられるなど、ハワイ店オープン前からハワイの人々の心をグッと掴んでいたようなりよ。

9月24日にハワイ店がオープンしてからは、午前8時から午後7時の営業時間いっぱい連日大行列。甘すぎない適度な味付けと、注文を受けてからクリームを入れるスタイルが人気を呼んでいるようなりよ。アメリカの人は、この手のパフォーマンスは好きなりからね(笑)。人気が出るのもうなずけるところなり。

実はハワイではビアード・パパのシュークリームのみならず、銀座木村屋のあんぱんも大人気なのだとか。なんでも、オアフ島の「カハラ・モール」にある店舗にはオアフ島以外の島からわざわざ買いに来る人もいるほどで、1日に1,000個以上も販売しているというなりよ。あんぱんがハワイの人たちに好まれているとは少し意外な感じもするなりが、アメリカ本土よりは味覚が日本に近いと言われるハワイだけに、この人気ぶりも納得なりか。

日本発のスイーツが海外で受け入れられているのは嬉しいなりよね。木村屋のあんぱん、ビアード・パパのシュークリームにほかのスイーツも続けるかどうか。年々、日本のスイーツのレベルは上がっているだけに、次にどのスイーツが日本を飛び出していくのか楽しみなり。

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