TBS系「恋の時間」（出演：黒木瞳、大塚寧々ほか）が23日に放送され、ようやく各局の秋ドラマの初回放送が終了したなりが、皆さんはしっかり初回放送分をチェックしたなりか？　コ○助は一応、初回放送分に関してはすべてのドラマを見終えて今後見続けるドラマの選別に入っているなりが、その指標のひとつとなる初回放送分の視聴率が出揃ったなりよ。このクールで最も注目されているドラマがどれなのか、見ておくことにするなりね。

［秋ドラマ 初回視聴率ランキング］
21.1％　「危険なアネキ」（フジテレビ系）
18.7％　「熟年離婚」（テレビ朝日系）
18.3％　「花より男子」（TBS系）
16.7％　「鬼嫁日記」（フジテレビ系）
16.1％　「野ブタ。をプロデュース」（日本テレビ系）
14.6％　「ブラザービート」（TBS系）
14.5％　「大奥　華の乱」（フジテレビ系）
14.0％　「女刑事みずき〜京都洛西署物語」（テレビ朝日系）
13.5％　「1リットルの涙」（フジテレビ系）
13.3％　「恋の時間」（TBS系）
12.5％　「あいのうた」（日本テレビ系）
9.5％　「着信アリ」（テレビ朝日系）
9.0％　「今夜ひとりのベッドで」（TBS系）

というわけで、初回放送分に関しては「月9」の「危険なアネキ」が唯一の20％超えでトップ。伊東美咲が2クール連続でドラマ主演したことでも話題となっているなりが、演技力に定評のある森山未来も視聴率に貢献している感じなりか。ストーリーや絵の撮り方などは王道の「月9」らしい作りとなっているので、「月9」が好きな層にはピタッとハマリそうな内容なりね。

下馬評を完全に覆して上位に食い込んでいるのが「熟年離婚」（出演：渡哲也、松坂慶子ほか）。渋い出演陣、かつ渋いテーマではあるなりが、比較的高い年齢層に支持されての高視聴率を記録しているようなり。「熟年離婚」は第2回では19.2％に視聴率を上げており、20％突破も目前。「危険なアネキ」の動向次第では逆転も有り得る圏内にいるなりね。

3位の「花より男子」は、多くの原作ファンに支えられての高視聴率と言えそう。主演の井上真央はこれが夜の連続ドラマは初主演となるなりが、キャラクターに合ったキャスティングと専らの評判で、安心してその演技を見ることができるなりよ。昼ドラマ「キッズ・ウォー」の今井茜役も良かったなりが、「花より男子」の牧野つくし役はなかなかの当たり役。このドラマで成功を収めれば、若手女優の注目株として今後しばらくの間は活躍が続きそうなり。

苦しいのは「今夜ひとりのベッドで」。木曜22時と通常のドラマ枠での放送ながら、深夜枠の「着信アリ」の視聴率にも及ばない厳しいスタートとなっているなりね。初回視聴率が10％を切るのは珍しいなりが、さかのぼって調べてみると2004年春ドラマの「新・科捜研の女」が記録した9.2％以来の低視聴率なりよ（深夜ドラマ除く）。主演の本木雅弘、離婚後の復帰作となる奥菜恵では少し魅力に欠けたのかもしれないなりね。巻き返しは難しいかもしれないなりが、どのように視聴率が推移していくのか、こちらも注目しておきたいところなり。

このランキングを参考にした上で、コ○助が今後も見続ける予定なのは「危険なアネキ」「花より男子」「野ブタ。をプロデュース」「1リットルの涙」「大奥　華の乱」あたりなりか。「鬼嫁日記」も、もう少しくらいは見てみても良いかもしれないなり。比較的視聴率が高めの秋ドラマ、皆さんはどんな印象なりか？