au、新サービス「Hello Messenger」対応の3機種を発表。

2005/10/24 14:27 Written by コ○助

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先日、NTTドコモからPTT(プッシュ・トゥ・トーク)を利用した新サービス「プッシュトーク」と「902i」シリーズが発表されたなりが、auからも同じようなPTTを利用した新サービス「Hello Messenger」と、それに対応する3機種が発表されたなりよ。トランシーバーのような通話ができるPTTに対しては、メールでも電話でもなく、PTTでなくてはならないという利用シーンが想定しにくいために賛否が分かれているものの、NTTドコモとauが採用を決めたことで、今後の携帯電話では標準機能として搭載されるものと見られているなりね。

auの新サービス「Hello Messenger」は、トランシーバーのような音声通話に加え、撮影した写真やメッセージをチャットのようにやり取りできるのが特徴。料金は基本使用料が無料で、音声通話は2秒/1円(2006年4月30日までは20秒/1円)。NTTドコモの「プッシュトーク」は1プッシュ(PTTボタンを押すたびに)5円の料金が発生するので、auのほうが若干安めの価格が設定されていると言えそうなりか。写真やメッセージの送信の場合にはWINなら0.2円/パケット、CDMA 1Xなら0.27円/パケットかかるものの、「ダブル定額」(WINのみ)に加入していれば定額対象となるので、安心して利用することができそうなり。
それでは発表された3機種のスペックや特徴を簡単にまとめておくなりね。

[W33SA 三洋電機製]
・「ワンセグ」(地上デジタル)の視聴に対応(2006年4月1日〜)。
・新サービス「Hello Messenger」に対応。
・アナログテレビやFMラジオのチューナーを内蔵。
・2.4インチ、約26万色表示対応のTFT液晶を搭載。
・オートフォーカス機能付き126万画素CCDカメラを搭載。
・ICレコーダ機能を搭載。
・SD-Audioに対応した音楽再生機能を搭載。
・外部メモリはminiSDカード。
・本体色はアドバンスブラウン、プログレスシルバー。
・12月上旬発売予定。

[W32T 東芝製]
・新サービス「Hello Messenger」に対応。
・フルブラウザ「PCサイトビューアー」を搭載。
・2.4インチ、約26万色表示対応のポリシリコンTFT液晶を搭載。
・236万画素のCCDカメラを搭載。
・Bluetoothに対応。
・外部メモリはminiSDカード。
・同梱されるminiSDカードには国語・英和・和英辞書の「辞スパ」を収録。
・本体色はエクリュホワイト、ロージーピンク。
・11月下旬発売予定。

[A5515K 京セラ製]
・新サービス「Hello Messenger」に対応。
・2.2インチ、約26万色表示対応のモバイルASV液晶を搭載。
・オートフォーカス機能付き323万画素CCDカメラを搭載。
・メールの内容を解析してアイコン表示する「エモーションメール」対応。
・外部メモリはminiSDカード。
・本体色はグロリアスブラック、マジェスティックシルバー、グレイシャスピンク。
・11月下旬発売予定。

「Hello Messenger」以外の機能的な面では、「W33SA」の「ワンセグ」への対応以外はそれほど目立った機能は搭載されていないなりが、順当な進化を遂げていると言えそうなり。「ワンセグ」はスタートまでまだ半年あるなりが、もう対応端末が市場に出回るなりね。単に番組を受信できるだけでなく、音楽やGPSと組み合わせた携帯電話ならではの楽しみ方を提案していくようなので、このサービスにも注目しておきたいところなり。

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